レジェンドオブルーンテラ(通称LoR)とは?

公式(日本語版)
https://playruneterra.com/ja-jp/

今どきのゲーマーなら誰でも名前くらいは耳にする超有名ゲーム、リーグオブレジェンド(LoL)から派生したIPデジタルカードゲームである。

IPゲーといってもLoRはそれ単体でしっかりとした正統派のDTCGだ。LoRを遊ぶ上でLoLの知識は全く必要ない。現に僕はLoLに関して何も知らない。

ルールとしてはハースストーン(orシャドバ)とMTGの中間といった感じ。
僕の感覚としてはどちらかというとハースよりややMTG寄りである。

前置きはここまでで、ここからはLoRのプレイをお勧めする理由をいくつか挙げていく



①ゲームが面白い&MTGプレイヤー向け

一見複雑に思えるターン進行システムも理解すれば実はシンプル。
それでいてカードのプレイパターンが無数にありゲーム中の選択肢が多い。

近年のDTCGには相手の行動には無干渉なものが多いが(※それが悪いこととは思わないが)、LoRはコンバットトリックや妨害スペルがゲームを決めることが多いという点もMTGプレイヤーには親しみやすいと思う。


デッキ構築の自由度も高め。MTGの「色」に該当するのが「地域」で、デッキは最大2つの地域の混成で構成できる。現時点で用意されている地域は7つあり、単純計算で28パターン(単色デッキ7+2色デッキ21)の組み合わせが構築可能。
かつ1つの地域内でも方向性の違うシナジーも用意されているため同じ地域構成でも必ずしも同じようなデッキになるとは限らない。また地域は今後増加していく予定である。勿論既存の地域のカードの追加と性能調整も加わる。

※まだそこまで多くのカードがあるわけではないのでガチのトップTierデッキは限られているとは思う。この辺はリリースから日が浅いのでどうしようもない部分だろう。




②無課金に優しすぎる

LoR日本語Wikiより
https://lorwiki.net/rules/rewards

ここの地域リワードというところを見て欲しい。地域リワードはMTGアリーナでいうところのマスタリー報酬に当たるもので、基本的には毎日少しずつ、ないし2~3日に一度ある程度まとめてプレイしていれば課金とは関係なく獲得できる。MTGアリーナの報酬と少し違うところは一度しかもらえないが達成条件に期限切れがないこと、つまりペースは人ぞれぞれだがコツコツとプレイしていずれ必ず貰える。
レアワイルドカードx1
エピックワイルドカードx1
チャンピオンワイルドカードx1
ランダムなエピックカードx3
ブロンズチェストx1
シルバーチェストx1
ゴールドチェストx3
プラチナチェストx2
ダイヤモンドチェストx1
カプセルx2
ワイルドカプセルx3
エピックカプセルx2
チャンピオンカプセルx3

以上が各地域ごとに受け取れる報酬なのだが、これはMTGアリーナで例えると
神話ワイルドカード×2
その地域(色)のランダムな神話レアカード×4
レアワイルドカード×4
その地域(色)のランダムなレアカード×10
コモンアンコワイルドカード×めっちゃくちゃいっぱい
20000ゴールド

くらいの量に当たる。これが×7地域ぶん貰える。MTGAも相当無課金に優しいほうだと思っていたがLoRはそれ以上。実際に僕もプレイ開始三日間で得られた報酬でガチTier級のアグロデッキを一つ完成させることができた。
※ただし一日や二日で地域リワードをコンプするのは不可能に近い。無課金で自由自在にデッキを組むまでの道のり=所要時間はかなり長い。さすがにね。


また、大型アップデートがあると地域リワードのレベル上限が上昇し更なるリワードが追加される。リワードを貰いつくしたベテランプレイヤーにも後々に追加報酬が控えているわけだ。

更に更に、地域リワードとは別に「ウィークリーチェスト」という一週間に稼いだ経験値の総数=レベルに応じたボーナス報酬も毎週貰える。これはデイリークエスト(MTGAのデイリークエストと全く同じ仕様)を全てクリアしていけば比較的容易に最高レベルかそれに準じたレベルにまで上げることが可能で、その報酬内容をMTGAで例えると
神話レアワイルドカード×2
レアワイルドカード×4
アンコワイルド×いっぱい
5000ゴールド
ドラフト一回の無料参加券

といった感じ。これが毎週貰える。


それと、LoRにも例にもれずフレンド機能がありフレンドマッチも行うことができるが、なんとLoRではフレンドマッチでもある程度経験値を得ることが可能(流石に一日の上限はある)。完全ビギナーどうしでフレンドになってフレンドマッチ→交互に即投了で経験値ブーストするなんて姑息な(でも合法な)手段もある。



③天下のRiot Game

LoLの銭闘力(2019年度売り上げ)は$15億です。これならまぁ、LoRも2~3年でサービス終了!サヨナラ爆散!なんてことにはならないんじゃないかなぁ(願望)
公式サイトである程度のロングスパンでのゲームの拡張プランも発表されている。




④まだ正式リリースからそう時間が経っていない

自分が最低ランクかつランクマッチ以外のフリーマッチばかり遊んでるからだとは思うが、全体的なプレイヤーの練度はそう高くないと思う。カード資産的にもプレイスキル的にも先発プレイヤー達との差を埋めるなら今。特にMTGのリミテ上手い人なんかは一瞬である程度勝てるようになるはず。




⑤ランクマッチをやらなくてもいい

LoRではランクマッチで勝利を重ねることでランクを上げてもカードやシャード(MTGAでいうところのゴールド)の報酬はなく、限定のスリーブやアバターが貰えるだけ。
※現時点ではの話。また、賞金が貰えるリアル競技大会の参加資格にはランクが関わっている


これには賛否両論あるだろうが、自分としてはランクを上げなくてもゲーム内容に関わる報酬量が変わらないのは嬉しい。初心者のうちはどうしたって勝率が低いであろうランクマに潜りたくないと考える人もいるはず。その点フリー対戦や週1回無料で参加できるドラフト(ただしファントム)だけで資産が増やせるのは安心感がある。とはいえ勝てば勝つほど報酬ゲットの効率は上がるし、ドラフトなら勝利数で報酬が違ってくるので勝利を追求する意味はちゃんとある。


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とまあここまで褒めちぎってきたが、今は僕が目に入ってないだけでLoRが他のDTCGに劣っている点もたくさんあるとは思う。例えばサーバーがアジア分離なのでマッチングが遅い&過疎る時間帯があることなんかは明らかな不満点。

だが少なくとも現時点ではLoRはかなり面白いゲームであり、加えてそのゲーム性はとてもMTGプレイヤーにマッチすると感じている。自分のようになんとなくDTCGを食わず嫌いしていたMTGプレイヤーは一度触ってみることをお勧めしたい。

ゲーム開始後しばらくはチュートリアルをこなす→ログインボーナス+適当に数ゲームプレイしてデイリークエストクリアするだけでも資産がガンガン増えていくので、少しでも真面目にプレイする可能性があるならスタートは早めに切っておいて損はないぞ。

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そんなわけでMTGプレイヤーがサブとして気軽に楽しむカードゲームとしてLoRはかなりお勧めできる。

最後になるが、当日記で今後LoRについて何か書くつもりはない。あくまで本業はMTGということで。今回みたいなMTGプレイヤー向けの紹介記事みたいなのは書くかもしれないけど。もし本格的にLoRについて語りたくなったら専用のツイッターアカウントでも作るかもしれない。


6/22追記
続きとしてゲーム開始直後の案内的なものをちょっとだけ書いた

https://mizutamari2megusuri.diarynote.jp/202006221148442396/

コメント

シグ
2020年6月16日5:18

Pokkyさんの記事のお陰で、LoRを知ることが出来ました。有難うございます。

リンクさせて頂きました。宜しくお願いします。

Pokky
2020年6月16日20:26

>シグさん
布教成功やったぜ!よろしくお願いしゃす。

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