なゆたモダン(ちょっと赤青ストーム考)
2017年11月26日 Magic: The Gatheringマスターズギルドなゆた浜北店のKT杯に参加
デッキはストーム
R1 赤緑トロン P○○
R2 ドレッジ P○×○
R3 スケープシフト P○×○
R4 バントスピリットCC D○○
最終戦は死ぬほど相性悪そうだったがマリガンしてもらって勝ち。せこい。
来月からモダンの大会が月3回に倍増するみたいなので来たれ暇人よ
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バラルストームについて
①《選択/Opt(XLN)》or《手練/Sleight of Hand》?
どっちが強いかわっかんねーんだこれが。
切羽詰ってて特定のカードを引かないと負ける時は掘れる枚数はどちらも2枚なので両者に差はない。
自分が先手時に相手のアーキタイプがある程度判明してから打てることと、相手の行動(例えばハンデスを打たれるか否かとか)に応じて探すカードを変えれうるのが《選択》最大の利点。(差し戻し構えのターンに相手が動かなかった場合にマナを無駄なく使えるのも利点ではあるがこれはそこまで大きい点ではないと感じている。)
と、これだけ書くと圧倒的に選択が強いように思えるが、問題は「ライブラリーの一番上は欲しいカードだが二番目は不要カードだった」というケース。この場合のみ選択は手練に大きく劣ることになる。これってプレイしている最中はなかなか気づかないだろうけど実際はかなり起こってる現象だよね。
今のところ具体的な点数付けで両者の優劣は競いづらく、使用者の好みの範疇なのかなーという気はしている。今は3:3で回してみてる。
②マナベース( ダメラン or フェッチ ?)
《選択》により占術機会がいっそう増え、中盤にライブラリー下に溜まった不要牌をシャッフルしてしまうフェッチランドは更に弱くなった。それを受けて現在ではフェッチを廃しギルランと《シヴの浅瀬》をフル投入した型が主流になりつつある。
唯一にして最大の懸念はダメランから膨大なダメージを受ける危険があること。初手にダメランしかなければ当然のことながら、仮に島+ダメランで動けても同一ターンに複数1マナキャントリップを打つ時はほぼダメージを喰らうことになるし、《ゴブリンの電術師》が絡む動きをとる時も同じ。平均を取れば旧来のフェッチ型でもダメラン型でも払うライフ総量はそう変わらないかもしれないが、ダメラン型は下振れた時が本当にやばい。
これもリスクリターンを明確に図れるものではないだろうが、自分としては完全にフェッチ型にするかはともかく《沸騰する小湖》4枚だけは入れたほうがいいんじゃないかと思っている。《山》を任意のタイミングで引っ張ってこれるのはダメージ削減に繋がる。
今はこれで回してる
4《尖塔断の運河/Spirebluff Canal(KLD)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
3《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》
4《島/Island》
1《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》
1《シヴの浅瀬/Shivan Reef(ORI)》
1《山/Mountain》
色マナソースは最低で青16赤13(青はできるなら17)が欲しい。
ISDランドは嫌いな人が多そうというのは理解してる。自分はダメージ食らうの大嫌いなんで入れてる。
《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》に関しては表面上は通常の島と散らさない理由はない。1枚目のけちで島と氷雪島を持ってきたい極レアもケースはあるにはある。ただ最近は1T目に冠雪島を置くとストームと即バレするデメリットのほうがやや大きいかなと思うようになってきた。まあ正直どっちでもいいっしょ。
③《有毒の蘇生/Noxious Revival(NPH)》は必要?
不要寄り。
エンド前けちで2枚のメダリオン+蘇生と持ってきておいてメインで2枚目のけちにつないで勝つ動きは有用ではあるものの、それ以上に蘇生を素引きしてしまってカードが1枚足りなくて負けることが多いと感じたため。
一応メダリオンをサーチする以外にも素引きの《炎の中の過去》+《魔力変》なんかを絡めて役立つシーンもあるが、これはレアケースが過ぎると思っている。
自分は《有毒の蘇生》のスロットにメインから《巣穴からの総出》を入れている。これは今流行の5C人間に勝つためという理由もあるが、それ以前にこのほうが安定しているからだ。有象無象のキャントリップとマナ加速だけのハンドに《有毒の蘇生》が加わっても何も起こらないが総出なら相手によっては即勝てる。
《有毒の蘇生》が明確に必要になるとしたらそれは《巣穴からの総出》の決定力があまりに低くなった場合、つまりぶどう弾で勝つしかない=メダリオンを絶対に引く必要がある環境になった場合だと思っている。
④サイドボードの除去枠
バウンスを何枚採用するかや具体的なサイドプラン諸々との兼ね合いもあるのでどれが良い悪いとは言わないが
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《四肢切断/Dismember(NPH)》
《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
《引き裂く流弾/Rending Volley(DTK)》
マニアックなところでは
《死亡+退場/Dead/Gone(PLC)》
《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
《炎の鞭打ち/Flame Lash(KLD)》
《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
《焼けつく双陽/Sweltering Suns(AKH)》
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》
《電解/Electrolyze(GPT)》
《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster(RTR)》
などなど
もう何を何枚採用するべきか分からんね。
今言えることは《引き裂く流弾》が《スレイベンの守護者、サリア》《翻弄する魔道士》《呪文捕らえ》に当たりメタに合っていてかつ《弁論の幻霊》を殺せるため1枚は採用したい気がするかな、程度。
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モダンのストームは一般的に難しいと言われている印象がありますが、GP入賞を目指すようなマスターレベルになれるかはともかく草の根でちょいちょい勝てる程度に回すだけならぶっちゃけ簡単な部類のデッキだと思います。モダンでコンボデッキに興味がある人にお勧め。
しかも今標準のフェッチレスの形だとデッキを1から全部揃えてもかなり安いですよ!(モダンのTier1級メタデッキとしては最も安いと思う)
デッキはストーム
R1 赤緑トロン P○○
R2 ドレッジ P○×○
R3 スケープシフト P○×○
R4 バントスピリットCC D○○
最終戦は死ぬほど相性悪そうだったがマリガンしてもらって勝ち。せこい。
来月からモダンの大会が月3回に倍増するみたいなので来たれ暇人よ
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バラルストームについて
①《選択/Opt(XLN)》or《手練/Sleight of Hand》?
どっちが強いかわっかんねーんだこれが。
切羽詰ってて特定のカードを引かないと負ける時は掘れる枚数はどちらも2枚なので両者に差はない。
自分が先手時に相手のアーキタイプがある程度判明してから打てることと、相手の行動(例えばハンデスを打たれるか否かとか)に応じて探すカードを変えれうるのが《選択》最大の利点。(差し戻し構えのターンに相手が動かなかった場合にマナを無駄なく使えるのも利点ではあるがこれはそこまで大きい点ではないと感じている。)
と、これだけ書くと圧倒的に選択が強いように思えるが、問題は「ライブラリーの一番上は欲しいカードだが二番目は不要カードだった」というケース。この場合のみ選択は手練に大きく劣ることになる。これってプレイしている最中はなかなか気づかないだろうけど実際はかなり起こってる現象だよね。
今のところ具体的な点数付けで両者の優劣は競いづらく、使用者の好みの範疇なのかなーという気はしている。今は3:3で回してみてる。
②マナベース( ダメラン or フェッチ ?)
《選択》により占術機会がいっそう増え、中盤にライブラリー下に溜まった不要牌をシャッフルしてしまうフェッチランドは更に弱くなった。それを受けて現在ではフェッチを廃しギルランと《シヴの浅瀬》をフル投入した型が主流になりつつある。
唯一にして最大の懸念はダメランから膨大なダメージを受ける危険があること。初手にダメランしかなければ当然のことながら、仮に島+ダメランで動けても同一ターンに複数1マナキャントリップを打つ時はほぼダメージを喰らうことになるし、《ゴブリンの電術師》が絡む動きをとる時も同じ。平均を取れば旧来のフェッチ型でもダメラン型でも払うライフ総量はそう変わらないかもしれないが、ダメラン型は下振れた時が本当にやばい。
これもリスクリターンを明確に図れるものではないだろうが、自分としては完全にフェッチ型にするかはともかく《沸騰する小湖》4枚だけは入れたほうがいいんじゃないかと思っている。《山》を任意のタイミングで引っ張ってこれるのはダメージ削減に繋がる。
今はこれで回してる
4《尖塔断の運河/Spirebluff Canal(KLD)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
3《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》
4《島/Island》
1《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》
1《シヴの浅瀬/Shivan Reef(ORI)》
1《山/Mountain》
色マナソースは最低で青16赤13(青はできるなら17)が欲しい。
ISDランドは嫌いな人が多そうというのは理解してる。自分はダメージ食らうの大嫌いなんで入れてる。
《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》に関しては表面上は通常の島と散らさない理由はない。1枚目のけちで島と氷雪島を持ってきたい極レアもケースはあるにはある。ただ最近は1T目に冠雪島を置くとストームと即バレするデメリットのほうがやや大きいかなと思うようになってきた。まあ正直どっちでもいいっしょ。
③《有毒の蘇生/Noxious Revival(NPH)》は必要?
不要寄り。
エンド前けちで2枚のメダリオン+蘇生と持ってきておいてメインで2枚目のけちにつないで勝つ動きは有用ではあるものの、それ以上に蘇生を素引きしてしまってカードが1枚足りなくて負けることが多いと感じたため。
一応メダリオンをサーチする以外にも素引きの《炎の中の過去》+《魔力変》なんかを絡めて役立つシーンもあるが、これはレアケースが過ぎると思っている。
自分は《有毒の蘇生》のスロットにメインから《巣穴からの総出》を入れている。これは今流行の5C人間に勝つためという理由もあるが、それ以前にこのほうが安定しているからだ。有象無象のキャントリップとマナ加速だけのハンドに《有毒の蘇生》が加わっても何も起こらないが総出なら相手によっては即勝てる。
《有毒の蘇生》が明確に必要になるとしたらそれは《巣穴からの総出》の決定力があまりに低くなった場合、つまりぶどう弾で勝つしかない=メダリオンを絶対に引く必要がある環境になった場合だと思っている。
④サイドボードの除去枠
バウンスを何枚採用するかや具体的なサイドプラン諸々との兼ね合いもあるのでどれが良い悪いとは言わないが
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《四肢切断/Dismember(NPH)》
《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
《引き裂く流弾/Rending Volley(DTK)》
マニアックなところでは
《死亡+退場/Dead/Gone(PLC)》
《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
《炎の鞭打ち/Flame Lash(KLD)》
《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
《焼けつく双陽/Sweltering Suns(AKH)》
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》
《電解/Electrolyze(GPT)》
《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster(RTR)》
などなど
もう何を何枚採用するべきか分からんね。
今言えることは《引き裂く流弾》が《スレイベンの守護者、サリア》《翻弄する魔道士》《呪文捕らえ》に当たりメタに合っていてかつ《弁論の幻霊》を殺せるため1枚は採用したい気がするかな、程度。
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モダンのストームは一般的に難しいと言われている印象がありますが、GP入賞を目指すようなマスターレベルになれるかはともかく草の根でちょいちょい勝てる程度に回すだけならぶっちゃけ簡単な部類のデッキだと思います。モダンでコンボデッキに興味がある人にお勧め。
しかも今標準のフェッチレスの形だとデッキを1から全部揃えてもかなり安いですよ!(モダンのTier1級メタデッキとしては最も安いと思う)
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