PTメタゲームブレイクダウン
2017年5月14日 Magic: The Gathering コメント (2)Day1
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/pro-tour-amonkhet-day-one-standard-metagame-breakdown-2017-05-12
Day2
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/pro-tour-amonkhet-day-two-standard-metagame-breakdown-2017-05-13
(現在はまだドラフトラウンド含めた成績からのみしか分析できないため注意)
初日の全体分布はほんまにMOのメタゲームほぼそのままなので特に触れないことにする。強いて言えばMOよりは機体が少ないかもしれないが、プロ勢が霊気池を持ってくることは想定に難くなかったため、予想の範囲内だろう。
二日目進出率を見てみるとゾンビと霊気池がほぼ同率で勝ち組、機体は負け組になっている。目に付いたトピックを軽くまとめてみた。
①タイプ別ティムールワークスの二日目進出率の違い
《炎呼び、チャンドラ》型 >《天才の片鱗》型 >通常型 の順で成績が良い
チャンドラ型と片鱗型は母数が少ない上にチーム単位でトップオブトッププロ達が使用しており当然の成果と言えるのかもしれないが、それを差し引いてもこの進出率は見事だ。チャンドラ型はゾンビの海を読みきっての構築だろうし、チーム武蔵の面々のデッキにもきっちり《光輝の炎》が積まれていた。
②ゾンビは黒単、白黒ともにアベレージが高い
MOでの大活躍はフロックではなかった。もともと機体アグロは速攻デッキには強くなく、サイド後のコントロール戦略もゾンビにはそこまで有効ではない(《リリアナの誓い》等が効きづらい上にアドバンテージを取れるカードも多く長期戦も戦えるため)。霊気池に対しても速攻+妨害(ハンデス、没収)で十分勝負できるということだろう。
進出率だけでいえば白黒型より黒単のほうがやや高め。
今後全体除去が増えるならギデオンを使える白黒型が魅力的に写るかも。
③機体はタッチ青が健闘
全体で言えば負け組筆頭の機体アグロだが、タッチカウンタータイプの進出率は高い。前々回のPTで見た現象やね。
④コントロールは死亡
機体、霊気池の両方をみるだけでも大変なのに加えてゾンビにまで勝つのは無理ってもんです。
④「その他デッキ」も概ね死亡
母数が少ないので一概にどうこう言えるものではないが、他に既存のアーキタイプで活躍できたデッキは少なかった。黒緑蛇アグロ、黒緑昂揚、白青フラッシュ、サイクリングコンボはどれも低調。
霊気池キラーとしてにわかに注目され、直前にMOでこっそり勝っていた白青フラッシュは本番では振るわず。そもそもデッキパワーが低いところに苦手のゾンビが躍進すればそりゃね。
⑤ローグ系勝ち組デッキ?
黒緑《謎の石の儀式》デッキは使用者5人が全員二日目に進出。(これもユーザーが実力者揃いなのでまだ確実にデッキが強いかは分からないかもしれないが)
またティムールカラーのグッドスタッフデッキも11人のユーザーのうち9人を二日目に送りこんでいる。使用者11人のうち5人は《老いたる深海鬼》を使うデッキ、6人は純正グッドスタッフ。これも実はこっそりMOで勝ってたんだよね。
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トップ8デックス、スタン部門成績優秀者リストの発表を待て!
参加された(まだ現在されている)プレイヤーのみなさんお疲れ様です。素晴らしい戦いを見せていただき感謝。
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/pro-tour-amonkhet-day-one-standard-metagame-breakdown-2017-05-12
Day2
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/pro-tour-amonkhet-day-two-standard-metagame-breakdown-2017-05-13
(現在はまだドラフトラウンド含めた成績からのみしか分析できないため注意)
初日の全体分布はほんまにMOのメタゲームほぼそのままなので特に触れないことにする。強いて言えばMOよりは機体が少ないかもしれないが、プロ勢が霊気池を持ってくることは想定に難くなかったため、予想の範囲内だろう。
二日目進出率を見てみるとゾンビと霊気池がほぼ同率で勝ち組、機体は負け組になっている。目に付いたトピックを軽くまとめてみた。
①タイプ別ティムールワークスの二日目進出率の違い
《炎呼び、チャンドラ》型 >《天才の片鱗》型 >通常型 の順で成績が良い
チャンドラ型と片鱗型は母数が少ない上にチーム単位でトップオブトッププロ達が使用しており当然の成果と言えるのかもしれないが、それを差し引いてもこの進出率は見事だ。チャンドラ型はゾンビの海を読みきっての構築だろうし、チーム武蔵の面々のデッキにもきっちり《光輝の炎》が積まれていた。
②ゾンビは黒単、白黒ともにアベレージが高い
MOでの大活躍はフロックではなかった。もともと機体アグロは速攻デッキには強くなく、サイド後のコントロール戦略もゾンビにはそこまで有効ではない(《リリアナの誓い》等が効きづらい上にアドバンテージを取れるカードも多く長期戦も戦えるため)。霊気池に対しても速攻+妨害(ハンデス、没収)で十分勝負できるということだろう。
進出率だけでいえば白黒型より黒単のほうがやや高め。
今後全体除去が増えるならギデオンを使える白黒型が魅力的に写るかも。
③機体はタッチ青が健闘
全体で言えば負け組筆頭の機体アグロだが、タッチカウンタータイプの進出率は高い。前々回のPTで見た現象やね。
④コントロールは死亡
機体、霊気池の両方をみるだけでも大変なのに加えてゾンビにまで勝つのは無理ってもんです。
④「その他デッキ」も概ね死亡
母数が少ないので一概にどうこう言えるものではないが、他に既存のアーキタイプで活躍できたデッキは少なかった。黒緑蛇アグロ、黒緑昂揚、白青フラッシュ、サイクリングコンボはどれも低調。
霊気池キラーとしてにわかに注目され、直前にMOでこっそり勝っていた白青フラッシュは本番では振るわず。そもそもデッキパワーが低いところに苦手のゾンビが躍進すればそりゃね。
⑤ローグ系勝ち組デッキ?
黒緑《謎の石の儀式》デッキは使用者5人が全員二日目に進出。(これもユーザーが実力者揃いなのでまだ確実にデッキが強いかは分からないかもしれないが)
またティムールカラーのグッドスタッフデッキも11人のユーザーのうち9人を二日目に送りこんでいる。使用者11人のうち5人は《老いたる深海鬼》を使うデッキ、6人は純正グッドスタッフ。これも実はこっそりMOで勝ってたんだよね。
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トップ8デックス、スタン部門成績優秀者リストの発表を待て!
参加された(まだ現在されている)プレイヤーのみなさんお疲れ様です。素晴らしい戦いを見せていただき感謝。
コメント
ゾンビは見るまではもっさりなイメージでしたが、試合を見ると動きが強そうで意外でしたね
武蔵強い!決勝も期待!
ゾンビは《墓所破り》がひたすら強いですね。
これのおかげで唯の速攻アグロの枠を超えれたのがデッキの勝因かと。