ハスク、バント、BUGについて


・GBハスク

4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(ORI)》
4《風切る泥沼/Hissing Quagmire(OGW)》
8《森/Forest》
5《沼/Swamp》
2《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey(SOI)》

4《壌土のドライアド/Loam Dryad(SOI)》
3《膨れ鞘/Blisterpod(BFZ)》
4《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》
4《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》
4《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》
4《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》
4《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》
1《異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer(ORI)》
1《邪悪の使者/Foul Emissary(EMN)》
1《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》
2《ヴォルダーレンの下層民/Voldaren Pariah(EMN)》

4《集合した中隊/Collected Company(DTK)》
1《謎の石の儀式/Cryptolith Rite(SOI)》

Side
3《膨らんだ意識曲げ/Distended Mindbender(EMN)》
1《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》
1《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》
1《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》
1《ヴォルダーレンの下層民/Voldaren Pariah(EMN)》
3《究極の価格/Ultimate Price(DTK)》
1《破滅の道/Ruinous Path(BFZ)》
2《空への斉射/Aerial Volley(ORI)》
2《首絞め/Noose Constrictor(EMN)》


実際回してみると《呪文捕らえ》の加入でバントカンパニーへの相性が思った以上に悪化していた。対バントは良くても5:5~毛が生えた程度の微有利程度としか思えず、一方でスピリットや黒コン系には明確に不利ときてはデッキバリューが消滅したも同然となりデッキは解体された。

新カード《ヴォルダーレンの下層民》はそこそこ。ただ裏目も多いカードなのでメイン3枚目の採用は憚られた。あとは《最後の望み、リリアナ》も試したけどメインに入れるカードとしては全く駄目だった。このデッキでは遅すぎ。サイドならまだ分からんが。

サイドボードは試す前にデッキの限界を垣間見てしまったため未テスト。


・バントカンパニー

4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》
3《梢の眺望/Canopy Vista(BFZ)》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(ORI)》
2《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》
2《大草原の川/Prairie Stream(BFZ)》
6《平地/Plains》
2《島/Island》
3《森/Forest》
(白15青14緑16)

2《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》
2《無私の霊魂/Selfless Spirit(EMN)》
4《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
4《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》
4《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》
4《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》
4《呪文捕らえ/Spell Queller(EMN)》
1《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》
1《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn(SOI)》

4《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》
4《集合した中隊/Collected Company(DTK)》

Side
1《無私の霊魂/Selfless Spirit(EMN)》
1《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》
2《次元の激高/Planar Outburst(BFZ)》
1《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn(SOI)》
2《石の宣告/Declaration in Stone(SOI)》
1《首絞め/Noose Constrictor(EMN)》
2《ラムホルトの平和主義者/Lambholt Pacifist(SOI)》
2《否認/Negate(OGW)》
2《オジュタイの命令/Ojutai’s Command(DTK)》
1《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》


なんかもうバントは使用者の好みだよね。自分は漠然とバントに入っている《異端聖戦士、サリア》が全く強くないと思ってるので全部抜いて他の生物の補充に充てている。《不屈の追跡者》は中隊に次ぐ緑最強のカードなのでメインサイド合わせて4枚積まないのは罪。


一番大きく弄ったのがマナベース。色マナを少し削って基本土地を増やした。

自分でバントを回すorバントカンパニーと対戦していると、バント側が2マナ域→2マナ域or3マナ域orドロコマという展開ができたか否かで大きく勝率が違う(当たり前だろって話ではあるが)。後手番ではなおさら。今現在の一般的なバントには2T目までにアンタップインできる土地が基本地形9枚+《ヤヴィマヤの沿岸》3枚の12枚だが、それでは2マナ域をキャストするのに不安定だし、3~5T目にBFZランドをアンタップインさせるのにも基本地形13枚(未開地4含み)では大いに不安が付きまとう。

無論、勝っているレシピの多くが同じ土地構成ということは相応の理由がある。タップインのリスクよりも確実に3色(+アヴァシンの白白)を揃えるほうがアドバンテージがあると判断している人が多いのだろう。今は他のデッキとの完成度やデッキパワーの差で勝ててしまっているためそれで問題ないと思うが、これからPTを経てアンチバントデッキの完成度が高まるにつれてマナベースの甘えは許されなくなってくるのではないかと予想している。きっちりとバントをメタったデッキ相手に初動3T目では勝てないからだ。それに最も労力を要するバントミラーでは先手2T目からのブン展開で勝てる可能性は少しでも高いほうがいい。(ゆーてバントミラーがテンポゲーで終わることなんてほぼないけど、それでも後手初動3T目でしゃーなしKPせざるを得ないリスクは低いに越したことはない。)

更に言うと、上手い人はタップイン多目でも色安定のほうが強いかもしれんけど自分のような下手糞は上手い人と同じ構成で同じようにゲーム展開してても勝てないからね!これからのバントは色マナ安定よりアンタップインですよ!普段はマナベース警察署員の僕が言うんだから間違いないっす(嘘



・BUGコントロール

4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》
3《詰まった河口/Choked Estuary(SOI)》
3《窪み渓谷/Sunken Hollow(BFZ)》
4《風切る泥沼/Hissing Quagmire(OGW)》
1《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(ORI)》
1《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(ORI)》 or 《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》
2《島/Island》
5《沼/Swamp》
3《森/Forest》
(青13黒20緑13)

4《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》
4《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
2《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》
1《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》
1《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》
1《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar(DTK)》
1《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End(EMN)》

2《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》
1《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》
4《闇の掌握/Grasp of Darkness(OGW)》
2《究極の価格/Ultimate Price(DTK)》
1《殺害/Murder(EMN)》
1《破滅の道/Ruinous Path(BFZ)》
4《衰滅/Languish(ORI)》
1《シルムガルの命令/Silumgar’s Command(DTK)》
3《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope(EMN)》
1《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited(BFZ)》

Side
1《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》
2《否認/Negate(OGW)》
1《破滅の道/Ruinous Path(BFZ)》
1《集団的蛮行/Collective Brutality(EMN)》
2《苦い真理/Painful Truths(BFZ)》
1《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar(DTK)》
1《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》
1《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》
3《死の重み/Dead Weight(SOI)》
1《究極の価格/Ultimate Price(DTK)》
1《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet(OGW)》


リスト自体には特に特徴がないと思う。
ミシュラ少な目でダメラン多め、それに《詰まった河口》の3枚目が入ってるぐらいだろうか。


このデッキのジェイスは本当に強い。能動的2マナアクションであり、リリアナの-能力を早期から使用可能にし、昂揚の達成を容易にし、死してなお昂揚に貢献しつつリリアナの回収先としてもそこそこ優秀。初手に欲しくないエムラクールを入れるリスクが低くなるのもジェイス様様。《ウルヴェンワルド横断》のFBでフィニッシャーすら担当する。

唯一にして最大の問題はやはりマナベース。前提として超超《呪文捕らえ》環境である今《闇の掌握》を3枚以下にするのは絶対にあり得ないと断言でき黒マナ20枚の確保は必須。それでいて2マナ域のカードが青と緑のカードであるためどうしても多色土地を多数採用せざるを得ない。結果色マナの総数かアンタップインランドの枚数どちらかを妥協せざるを得ず、どうしても不安定になってしまう。2T目にジェイスか代言者を出すと3T目に除去がキャストできる保証がないという場面は非常に多い。

他の青いカード、シルムガル&コマンド、サイドのカウンターは強力ではあるが絶対に必要というほどではなく、実質青はジェイス&エムラクールのためだけに入っていると言える。対白黒コンやGBxコンのミラーでは色を足すデメリットはほとんどない上にジェイスもエムラも激強カードなので青足し得だが、対バントでは序盤のタップインの遅れは致命傷になるし、そもそもジェイスもエムラもバントにはそこまで強くない。よって今はまだBUGを進んで使う機にはなれないかな。


あとさ、《ジェイスの誓い》と《面晶体の記録個》とかいうカード弱過ぎて三秒で抜けたわけだがこいつらって必要なの?エムラ早出し合戦にだけは強いのは分かるが、環境の60%以上を占めるビートダウン全般に対してゴミのこいつらをメインに5枚とか積んでて大丈夫なのだろうか。SCGとかBMOの動画でも《面晶体の記録庫》はけっこうプレイされたけど9割がたすぐ次のターンにサクってて、それなら《骨読み》とかじゃアカンのか?と。(自分は追加の除去とPWにしてます)


結論的には、BUGはまだ早い。
2週連続でBUGでTop16に入賞したAli Aintrazi氏はバケモン



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できれば白黒コンも調整したいんだけど、白黒コンはGBxコン以上にメタ外に弱い(特にランプが絶望過ぎる)というのと、《折れた刃、ギセラ》をローテ前に買いたくないのでスルー。

あとは変なデッキをちょくちょく考えてはいるんだが全く上手くまとまらない。

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