イニストラードを覆う影スポイラー雑感①
2016年3月15日 Magic: The Gatheringいつも通り基本的にはスタンのみの話
・Archangel Avacyn
欠点を見つけるほうが難しい。強いて挙げれば《闇の掌握》に弱いことくらいだろうか。
というかアヴァシン関係なく《闇の掌握》は次環境最強除去になりそう(ただし汎用性という観点からはレアの新多色土地の性能しだいだろうが)
・Bygone Bishop
「マストキル感=相手にプレイされたとき殺したい度合い」ってのがクリーチャーカードを評価するうえでは大切で、3マナ以下でマストキル感を醸す奴は除去耐性が皆無であってもそこそこは強い場合が多い。(ちなみに5マナ以上になるとマストキルで当然なのでそこからはCIPか速攻、あるいは除去耐性がないと駄目)
その点からこいつを見るとそこそこは強そうに思える。似たようなカードで《弱者の師/Mentor of the Meek》も少しは使われた実績がある。能力は少し重くなったものの分割払いしやすくなったとも言えるし、本体のスペックが3マナ2/3飛行というのは普通に及第点。
・Declaration in Stone
現状少し過大評価されていると感じる。確かに性能自体は強力ではあるが、例えどんなに攻めっ毛の強い高速デッキを使ってもゲームが長引いてしまうことはある。相手はできるだけロングゲームにしようと妨害してくるわけだからね。それを考慮すると確定ディスアドバンテージのカードを手放しで褒めることはできない。
ただ同名のカードを複数消してしまうと流石にテンポアドバンテージが酷いことになるので環境に存在するだけで同名カードを並ばせづらくする意味があるのは面白い。
・Descend upon the Sinful
カードそのものは当然強い。実際どのくらい使用されるかは環境の速度しだいだろうし今はまだなんとも言えない。
・Eerie Interlude
《霊の通り路/Ghostway》好きだったんで使ってみたいね。
しかし《反射魔道士》《集合した中隊》みたいなデッキが組めるのかは結局新環境のマナベースしだい。対抗色がダメラン・ミシュラ・新ギルド門を有していて友好色がBFZランド・ギルド門のみという現状から推察するとおそらく新多色土地は友好2色アンタップイン系だと思うけど、仮にそうだったとしてもべったり3色デッキはほぼ構築不可能になるのよね。《マナの合流点》でも来れば別だけど。
・Expose Evil
毎度おなじみリミテカード。重いけど分割キャントリップは何かの間違いで構築でも使われることはあり得る。
・Pious Evangel
とりあえずETBでゲインできるのはなかなか。除去を吸ってくれそうでもある。
流石にちょっとパワー不足ではあるだろうから何か強烈なシナジーが欲しいね。トークンばら撒きとか。
・Thraben Inspector
《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》がそうだったように1マナ置き土産系の生物は変なデッキで使われることになる場合がある。
・Topplegeist
Deliriumを達成したとしても所詮はタッパーでしかないが、本体が1/1飛行で殴れることを活かせるデッキならカスとは言い切れない。
・Compelling Deterrence
ゾンビデッキでなら馬鹿にできない性能。
・Geralf’s Masterpiece
神話ならもうちょっと強くしてあげてもよかったんじゃないかね?
インスタントタイミングで直接場に出るのはなかなかなので《壌土からの生命》のような「質は悪いけど枚数は手に入る」系のドローがあると化ける可能性はある。
あとは6枚目以降の土地がいっさい必要ないアグロデッキに1枚こっそり入れておくと対コントロールではなかなか嫌らしいのかもしれん。
・Invasive Surgery
対象の数からいってスタンでは《払拭/Dispel(BFZ)》のほうが強いだろうが、環境しだいで出番がいつ来てもおかしくはない。
・Just the Wind
《癇しゃく/Fiery Temper(TSB)》のほうが強力だがこれも悪くはない。
・Pieces of the Puzzle
コモンのくせにほぼ構築専用という珍しいカード。
インスタントでなくソーサリーだったり、PWは駄目だったりと運用制限は厳し目ではあるが、これ自体はシングルシンボル3マナで土地でない有効牌2枚を獲得可能かつ墓地肥やしも可能でカードパワーは高め。これで《衰滅》と《破滅の道》を手札に、とかられたらちょっと嫌な感じだよね。
・Pore Over the Pages
何気にこれ強くない?6マナから確定カウンター探しにいけるし《予言》と《ジェイスの創意》のいいとこ取りのようにも思える。ちょっと使ってみたいね。
・Thing in the Ice
概ねみんなが高評価している一枚。まあ強そうだ。2マナなら除去されても何も問題ないし、そもそも《焦熱の衝動》《死の重み》《龍詞の咆哮》《癇しゃく》で死なないのは凄い。
ただ4枚唱えるってなんとなく思ってるより大変なんではないかとも思う。
・《死の重み/Dead Weight(ISD)》
再録が遅い!BFZで入れんかい!でも歓迎だ!
・Elusive Tormentor
こういう複雑な除去耐性持ちは大体強いのが常だが、個人的にはこいつに関してはあまり評価していない。まず起動コストが1マナとハンド1枚というのは決して軽くない(マッドネスの共鳴者要員としては4マナのカードは重すぎるようにも思う)。その割にこれ自体が4/4バニラでしかなく攻守両面から見て共にいまいち力不足に思える。アンブロッカブルで殴るのにもちょっとコスト掛かり過ぎる気が。
まーゆーて破壊不能は強いわけだしコントロールからすればうざったい。この手の奴はあんま評価当てたことないから実際使ってみないと偉そうなことは言えんわ。
・Heir of Falkenrath
共鳴者として文句なしの一枚。ただし他の低マナ共鳴者が御通夜だった場合マッドネスデッキそのものが組めない可能性はあるので続報を待とう。
・Mindwrack Demon
4/5飛行が強いのは確か。《焙り焼き》《闇の掌握》《極上の炎技》あたりが全部当たらないのは素晴らしい。
ただしデメリットはかなーり痛い。土地とクリーチャーはデッキ内に自然とたくさん入るから1枚は落ちることが多いだろうが、3種4種目のカードをどう墓地に置くかは問題である。《強迫》《闇の掌握》《死の重み》と黒の主要カードがタイプがばらけているのはありがたいが、それでもそう都合よく4種揃うわけでもないからね・・・。あと何か間違いで土地が落ちなかった場合一気にキツくなるのは想像に難くないのでそこはちょっと備えておきたい。
能力のメリットがどれほどになるかまだ未知数なのでこいつは後々再評価することにしよう。
・Pick the Brain
こういうの好きな人は多いだろうけど流石にこれは弱いでしょ。早いターンに打ってなんぼなカードでDeliriumが付いてても達成できないし、《精神背信》と《無限の抹消》の悪いとこだけが目立つカードに思える。
・Relentless Dead
デメリットが皆無なのが最近のカードらしい。
3年前くらいだったら間違いなく「ブロックに参加できない」って書いてあったはず。
強いには強いが実質2マナアンブロッカブルでしかないことも多そうなのが評価を難しくする。まあでも流石に回収能力は化けもんレベルだから使うデッキは出てくるんじゃないかな。能動的にサクれるとなおよさそうだね。
・shamble Back
インスタントなら悪くない墓地対策だった
・Sinister Concoction
書いてあることが複雑な割には起こることは地味。
共鳴者としては及第点だし全方位除去可能なのは素晴らしい。マッドネスや墓地利用カードが豊富ならよく見る一枚になってもおかしくない。
・Tooth Collector
環境のタフ1しだいだが自身が3/2というのは割りと破格。使われてもおかしくはない。
・Dance with Devils
見た目よりは強い系だと思うがどういうデッキに使うのかちょっと想像できない。
・Falkenrath Glutton
もちろん弱いとは言わないが今の赤単感覚からするとタフ1が物足りなく感じることになりそう。末裔とかで止まるのがちょっとね。
・《癇しゃく/Fiery Temper(TSB)》
今見ても相当優秀なのにトーメント発売当時は緑のマッドネスとFBスペルがお化け過ぎて全く見向きもされなかった。そいう意味で胸が熱くなる素晴らしい再録。赤青ミシュラ高騰あると思います!
・Incorrigible Youths
《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》にリベンジせんと言わんばかりの性能
こういうのいいね!
・Lightning Axe
これもなかなかの再録。使われた実績もある。
マッドネスにマナを使うことを考えると1マナとはいえ少し重いしタイミングも選びづらいため、共鳴者というよりはリアニ系など墓地利用のシナジーとしてデッキに組み込みたいカード。
・Ravenous Bloodseeker
まんまアクアミーバやんけ!昔青と緑の独壇場だったシナジーを今回は赤に集約したのか?これも一応実績があるカードではあるが今だと若干パワー不足かも。所詮は実質タフ1だからなぁ・・・。
・Structural Distortion
久々のそこそこ使用に耐えうるランデス。まあ基本的には弱いわけだが。
・Wolf of Devil’s Breach
弱過ぎて吹いた。プレイヤーにも飛べば弱いなりにもワンオフな効果で神話っぽかったのに・・・・。これでは擁護のしようがないクズレアと言わざるを得ない。
・Clip Wings
オジュタイだけを殺す呪文。よほどのことがない限り《垂直落下》使うよね。
・Duskwatch Recruiter
すごいレアっぽい能力なのにアンコ。
でも強いよなこいつ。2t目に出してもマナに余裕がないので強くはないだろうが、それでもコントロールデッキからすれば即殺せないとまずいし、ゲーム後半には単体で勝負を決めうる。普通に2マナ域の選択肢になるレベルだと思うんだが。
・Duskwatch Recruiter
裏が4/4とかだったらけっこう強かったんでは。反転しても1マナ除去で簡単に死ぬのはちょっと。
・Pack Guardian
中隊の下位互換に近くはあるが土地を墓地に置くことにシナジーが見出せれば。
・Sage of Ancient Lore
重すぎて弱いんだろうけど大型生物(になれるかも)にキャントリップが付いてるデザインは凄く好き。ブリンクしたらなんか可愛いと思います。
・Anguished Unmaking
対抗色は現状でもマナベースがそこそこ強固なので組みやすいし、なにより白は新環境最強カード一角のギデオンが使えるため白黒という組み合わせがまったく使えないということはなさそう。
そもそも今のスタンダートというものは4マナ域から急激にカードが強力になる傾向があり、それをカードタイプを選ばずにエンドに除去できるのはそれだけで価値がある。ギデオンや《難題の予見者》《面晶体の記録庫》などがその例だ。
しかしこのカードをあまり打ちたくないカードもそれなりに存在する。特に《雷破の執政》《ピア・ナラーとキラン・ナラー》《現実を砕くもの》等は新環境でも強力であると予想されるため注意が必要になりそうだ。
・Nahiri, the Harbinger
最近のPWの中では凄く評価が難しい。
長所
忠誠度が高く硬い
擬似アドバンテージ能力&自衛能力持ち
クリーチャー以外に触れる&破壊ではなく追放
奥義が近い
短所
カードアドバンテージ獲得量が微妙
自衛能力が限定的
奥義が決定力不足
赤白という色の組み合わせが強いかどうかは無視して、現状少なくともギデオン4枚入れてその後数枚入るかどうかってところだろうか。環境に強力なエンチャントがあればかなり評価は上がるという点は留意したい。
・Brain in a Jar
確かに《唯々/諾々/Beck/Call(DGM)》を打ちたくなる!
《強行/突入/Breaking/Entering(DGM)》でエムラクール一発釣りできるのも面白そうだ。
・Magnifying Glass
もう毎度あなじみになりつつある微妙メリット持ちの3マナ域1マナ加速置物。
やっぱり微妙。
・Tamiyo’s Journal
割られない保障があるならコントロール対決のサイドカードとしてそこまで悪くはない。
・対抗色アンコランド
あるものを使うのがスタンダートだから。1年間青白コンでギルド門ずーっと使ってた身としては全然気にならんよ。とりあえず対抗色2色デッキはダブシン山盛りでも一応組めるようにはなった。
あとはレアに友好2色土地あるいはそれ以上の多色土地があるのかどうかが環境を定義する。個人的予想としては《雨雲の迷路/Nimbus Maze(FUT)》サイクル怪しい気がする。(そうすると友好色対抗色の土地が同数あることになるし、対抗色にだけ◇マナが出せる土地があるというのはちょっとどうかと思うから。自分としては完全新規土地のほうがうれしいけどね。)
・Archangel Avacyn
欠点を見つけるほうが難しい。強いて挙げれば《闇の掌握》に弱いことくらいだろうか。
というかアヴァシン関係なく《闇の掌握》は次環境最強除去になりそう(ただし汎用性という観点からはレアの新多色土地の性能しだいだろうが)
・Bygone Bishop
「マストキル感=相手にプレイされたとき殺したい度合い」ってのがクリーチャーカードを評価するうえでは大切で、3マナ以下でマストキル感を醸す奴は除去耐性が皆無であってもそこそこは強い場合が多い。(ちなみに5マナ以上になるとマストキルで当然なのでそこからはCIPか速攻、あるいは除去耐性がないと駄目)
その点からこいつを見るとそこそこは強そうに思える。似たようなカードで《弱者の師/Mentor of the Meek》も少しは使われた実績がある。能力は少し重くなったものの分割払いしやすくなったとも言えるし、本体のスペックが3マナ2/3飛行というのは普通に及第点。
・Declaration in Stone
現状少し過大評価されていると感じる。確かに性能自体は強力ではあるが、例えどんなに攻めっ毛の強い高速デッキを使ってもゲームが長引いてしまうことはある。相手はできるだけロングゲームにしようと妨害してくるわけだからね。それを考慮すると確定ディスアドバンテージのカードを手放しで褒めることはできない。
ただ同名のカードを複数消してしまうと流石にテンポアドバンテージが酷いことになるので環境に存在するだけで同名カードを並ばせづらくする意味があるのは面白い。
・Descend upon the Sinful
カードそのものは当然強い。実際どのくらい使用されるかは環境の速度しだいだろうし今はまだなんとも言えない。
・Eerie Interlude
《霊の通り路/Ghostway》好きだったんで使ってみたいね。
しかし《反射魔道士》《集合した中隊》みたいなデッキが組めるのかは結局新環境のマナベースしだい。対抗色がダメラン・ミシュラ・新ギルド門を有していて友好色がBFZランド・ギルド門のみという現状から推察するとおそらく新多色土地は友好2色アンタップイン系だと思うけど、仮にそうだったとしてもべったり3色デッキはほぼ構築不可能になるのよね。《マナの合流点》でも来れば別だけど。
・Expose Evil
毎度おなじみリミテカード。重いけど分割キャントリップは何かの間違いで構築でも使われることはあり得る。
・Pious Evangel
とりあえずETBでゲインできるのはなかなか。除去を吸ってくれそうでもある。
流石にちょっとパワー不足ではあるだろうから何か強烈なシナジーが欲しいね。トークンばら撒きとか。
・Thraben Inspector
《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》がそうだったように1マナ置き土産系の生物は変なデッキで使われることになる場合がある。
・Topplegeist
Deliriumを達成したとしても所詮はタッパーでしかないが、本体が1/1飛行で殴れることを活かせるデッキならカスとは言い切れない。
・Compelling Deterrence
ゾンビデッキでなら馬鹿にできない性能。
・Geralf’s Masterpiece
神話ならもうちょっと強くしてあげてもよかったんじゃないかね?
インスタントタイミングで直接場に出るのはなかなかなので《壌土からの生命》のような「質は悪いけど枚数は手に入る」系のドローがあると化ける可能性はある。
あとは6枚目以降の土地がいっさい必要ないアグロデッキに1枚こっそり入れておくと対コントロールではなかなか嫌らしいのかもしれん。
・Invasive Surgery
対象の数からいってスタンでは《払拭/Dispel(BFZ)》のほうが強いだろうが、環境しだいで出番がいつ来てもおかしくはない。
・Just the Wind
《癇しゃく/Fiery Temper(TSB)》のほうが強力だがこれも悪くはない。
・Pieces of the Puzzle
コモンのくせにほぼ構築専用という珍しいカード。
インスタントでなくソーサリーだったり、PWは駄目だったりと運用制限は厳し目ではあるが、これ自体はシングルシンボル3マナで土地でない有効牌2枚を獲得可能かつ墓地肥やしも可能でカードパワーは高め。これで《衰滅》と《破滅の道》を手札に、とかられたらちょっと嫌な感じだよね。
・Pore Over the Pages
何気にこれ強くない?6マナから確定カウンター探しにいけるし《予言》と《ジェイスの創意》のいいとこ取りのようにも思える。ちょっと使ってみたいね。
・Thing in the Ice
概ねみんなが高評価している一枚。まあ強そうだ。2マナなら除去されても何も問題ないし、そもそも《焦熱の衝動》《死の重み》《龍詞の咆哮》《癇しゃく》で死なないのは凄い。
ただ4枚唱えるってなんとなく思ってるより大変なんではないかとも思う。
・《死の重み/Dead Weight(ISD)》
再録が遅い!BFZで入れんかい!でも歓迎だ!
・Elusive Tormentor
こういう複雑な除去耐性持ちは大体強いのが常だが、個人的にはこいつに関してはあまり評価していない。まず起動コストが1マナとハンド1枚というのは決して軽くない(マッドネスの共鳴者要員としては4マナのカードは重すぎるようにも思う)。その割にこれ自体が4/4バニラでしかなく攻守両面から見て共にいまいち力不足に思える。アンブロッカブルで殴るのにもちょっとコスト掛かり過ぎる気が。
まーゆーて破壊不能は強いわけだしコントロールからすればうざったい。この手の奴はあんま評価当てたことないから実際使ってみないと偉そうなことは言えんわ。
・Heir of Falkenrath
共鳴者として文句なしの一枚。ただし他の低マナ共鳴者が御通夜だった場合マッドネスデッキそのものが組めない可能性はあるので続報を待とう。
・Mindwrack Demon
4/5飛行が強いのは確か。《焙り焼き》《闇の掌握》《極上の炎技》あたりが全部当たらないのは素晴らしい。
ただしデメリットはかなーり痛い。土地とクリーチャーはデッキ内に自然とたくさん入るから1枚は落ちることが多いだろうが、3種4種目のカードをどう墓地に置くかは問題である。《強迫》《闇の掌握》《死の重み》と黒の主要カードがタイプがばらけているのはありがたいが、それでもそう都合よく4種揃うわけでもないからね・・・。あと何か間違いで土地が落ちなかった場合一気にキツくなるのは想像に難くないのでそこはちょっと備えておきたい。
能力のメリットがどれほどになるかまだ未知数なのでこいつは後々再評価することにしよう。
・Pick the Brain
こういうの好きな人は多いだろうけど流石にこれは弱いでしょ。早いターンに打ってなんぼなカードでDeliriumが付いてても達成できないし、《精神背信》と《無限の抹消》の悪いとこだけが目立つカードに思える。
・Relentless Dead
デメリットが皆無なのが最近のカードらしい。
3年前くらいだったら間違いなく「ブロックに参加できない」って書いてあったはず。
強いには強いが実質2マナアンブロッカブルでしかないことも多そうなのが評価を難しくする。まあでも流石に回収能力は化けもんレベルだから使うデッキは出てくるんじゃないかな。能動的にサクれるとなおよさそうだね。
・shamble Back
インスタントなら悪くない墓地対策だった
・Sinister Concoction
書いてあることが複雑な割には起こることは地味。
共鳴者としては及第点だし全方位除去可能なのは素晴らしい。マッドネスや墓地利用カードが豊富ならよく見る一枚になってもおかしくない。
・Tooth Collector
環境のタフ1しだいだが自身が3/2というのは割りと破格。使われてもおかしくはない。
・Dance with Devils
見た目よりは強い系だと思うがどういうデッキに使うのかちょっと想像できない。
・Falkenrath Glutton
もちろん弱いとは言わないが今の赤単感覚からするとタフ1が物足りなく感じることになりそう。末裔とかで止まるのがちょっとね。
・《癇しゃく/Fiery Temper(TSB)》
今見ても相当優秀なのにトーメント発売当時は緑のマッドネスとFBスペルがお化け過ぎて全く見向きもされなかった。そいう意味で胸が熱くなる素晴らしい再録。赤青ミシュラ高騰あると思います!
・Incorrigible Youths
《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》にリベンジせんと言わんばかりの性能
こういうのいいね!
・Lightning Axe
これもなかなかの再録。使われた実績もある。
マッドネスにマナを使うことを考えると1マナとはいえ少し重いしタイミングも選びづらいため、共鳴者というよりはリアニ系など墓地利用のシナジーとしてデッキに組み込みたいカード。
・Ravenous Bloodseeker
まんまアクアミーバやんけ!昔青と緑の独壇場だったシナジーを今回は赤に集約したのか?これも一応実績があるカードではあるが今だと若干パワー不足かも。所詮は実質タフ1だからなぁ・・・。
・Structural Distortion
久々のそこそこ使用に耐えうるランデス。まあ基本的には弱いわけだが。
・Wolf of Devil’s Breach
弱過ぎて吹いた。プレイヤーにも飛べば弱いなりにもワンオフな効果で神話っぽかったのに・・・・。これでは擁護のしようがないクズレアと言わざるを得ない。
・Clip Wings
オジュタイだけを殺す呪文。よほどのことがない限り《垂直落下》使うよね。
・Duskwatch Recruiter
すごいレアっぽい能力なのにアンコ。
でも強いよなこいつ。2t目に出してもマナに余裕がないので強くはないだろうが、それでもコントロールデッキからすれば即殺せないとまずいし、ゲーム後半には単体で勝負を決めうる。普通に2マナ域の選択肢になるレベルだと思うんだが。
・Duskwatch Recruiter
裏が4/4とかだったらけっこう強かったんでは。反転しても1マナ除去で簡単に死ぬのはちょっと。
・Pack Guardian
中隊の下位互換に近くはあるが土地を墓地に置くことにシナジーが見出せれば。
・Sage of Ancient Lore
重すぎて弱いんだろうけど大型生物(になれるかも)にキャントリップが付いてるデザインは凄く好き。ブリンクしたらなんか可愛いと思います。
・Anguished Unmaking
対抗色は現状でもマナベースがそこそこ強固なので組みやすいし、なにより白は新環境最強カード一角のギデオンが使えるため白黒という組み合わせがまったく使えないということはなさそう。
そもそも今のスタンダートというものは4マナ域から急激にカードが強力になる傾向があり、それをカードタイプを選ばずにエンドに除去できるのはそれだけで価値がある。ギデオンや《難題の予見者》《面晶体の記録庫》などがその例だ。
しかしこのカードをあまり打ちたくないカードもそれなりに存在する。特に《雷破の執政》《ピア・ナラーとキラン・ナラー》《現実を砕くもの》等は新環境でも強力であると予想されるため注意が必要になりそうだ。
・Nahiri, the Harbinger
最近のPWの中では凄く評価が難しい。
長所
忠誠度が高く硬い
擬似アドバンテージ能力&自衛能力持ち
クリーチャー以外に触れる&破壊ではなく追放
奥義が近い
短所
カードアドバンテージ獲得量が微妙
自衛能力が限定的
奥義が決定力不足
赤白という色の組み合わせが強いかどうかは無視して、現状少なくともギデオン4枚入れてその後数枚入るかどうかってところだろうか。環境に強力なエンチャントがあればかなり評価は上がるという点は留意したい。
・Brain in a Jar
確かに《唯々/諾々/Beck/Call(DGM)》を打ちたくなる!
《強行/突入/Breaking/Entering(DGM)》でエムラクール一発釣りできるのも面白そうだ。
・Magnifying Glass
もう毎度あなじみになりつつある微妙メリット持ちの3マナ域1マナ加速置物。
やっぱり微妙。
・Tamiyo’s Journal
割られない保障があるならコントロール対決のサイドカードとしてそこまで悪くはない。
・対抗色アンコランド
あるものを使うのがスタンダートだから。1年間青白コンでギルド門ずーっと使ってた身としては全然気にならんよ。とりあえず対抗色2色デッキはダブシン山盛りでも一応組めるようにはなった。
あとはレアに友好2色土地あるいはそれ以上の多色土地があるのかどうかが環境を定義する。個人的予想としては《雨雲の迷路/Nimbus Maze(FUT)》サイクル怪しい気がする。(そうすると友好色対抗色の土地が同数あることになるし、対抗色にだけ◇マナが出せる土地があるというのはちょっとどうかと思うから。自分としては完全新規土地のほうがうれしいけどね。)
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