今更な話だが。
市川プロの調整は素晴らしかったし61枚デッキが間違っているとは決して思わない。だが氏の61枚デッキに関して目にした記事の中で、自分が重要だと思ったにも関わらずなぜかほとんど触れられていなかった点がある。
それはアブザンコントロールにおける赤単(t緑)スライへのサイドカードの重要性である。個人的にこのマッチアップはサイドカード引けないと勝てないレベルの相性差があると感じていて、それは6枚の(ほぼ)専用サイドにも現れていると思う。また、擬似サーチシナジーのある大変異デッキにおいて「選択肢を増やす61枚構築」の価値が通常デッキのそれより遥かに高いのは事実だが、こと最序盤にプレイできなければ意味の無いカードについてはそれは適用されず、61枚構築は「初手に欲しい類のサイドカードが重要なマッチアップ」を明確に不利にしていると言える。(ちなみにこれは、大量のドロースペルが使用されるレガシーにおいて61枚構築が見られない最たる理由でもあると思う。)
61枚構築による対応力、汎用性能の向上というメリットがある一方、明確な欠点もまた存在する。今回の市川アブザンは総合的なメタゲーム等を考慮した上で61枚構築を選択しているということを心に留めたい。
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こんなことみんな分かってるだろうが、なぜか61枚構築の欠点に触れている話が全くなかったのでちょっと書いてみた。(おそらく当たり前すぎて改めて文章に起こされなかったのだろうけど)
現代マジックの情報網は発達しすぎなほど発達していてあまりに多くの情報を手に入れることができる。一つだけ言えることは、情報を軽視するのも鵜呑みにするのも同じくらい両方危険だということ。
市川プロの調整は素晴らしかったし61枚デッキが間違っているとは決して思わない。だが氏の61枚デッキに関して目にした記事の中で、自分が重要だと思ったにも関わらずなぜかほとんど触れられていなかった点がある。
それはアブザンコントロールにおける赤単(t緑)スライへのサイドカードの重要性である。個人的にこのマッチアップはサイドカード引けないと勝てないレベルの相性差があると感じていて、それは6枚の(ほぼ)専用サイドにも現れていると思う。また、擬似サーチシナジーのある大変異デッキにおいて「選択肢を増やす61枚構築」の価値が通常デッキのそれより遥かに高いのは事実だが、こと最序盤にプレイできなければ意味の無いカードについてはそれは適用されず、61枚構築は「初手に欲しい類のサイドカードが重要なマッチアップ」を明確に不利にしていると言える。(ちなみにこれは、大量のドロースペルが使用されるレガシーにおいて61枚構築が見られない最たる理由でもあると思う。)
61枚構築による対応力、汎用性能の向上というメリットがある一方、明確な欠点もまた存在する。今回の市川アブザンは総合的なメタゲーム等を考慮した上で61枚構築を選択しているということを心に留めたい。
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こんなことみんな分かってるだろうが、なぜか61枚構築の欠点に触れている話が全くなかったのでちょっと書いてみた。(おそらく当たり前すぎて改めて文章に起こされなかったのだろうけど)
現代マジックの情報網は発達しすぎなほど発達していてあまりに多くの情報を手に入れることができる。一つだけ言えることは、情報を軽視するのも鵜呑みにするのも同じくらい両方危険だということ。
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