タルキール龍紀伝スポイラー雑感②

おはようしたらめっちゃいっぱい情報出てた。



・Ojutai Exemplars

安定の強さで、向こう一年半(だっけ？)様々なデッキで利用されることになると思う。
今現在でもＲＷ筆頭に余裕の採用候補になる。《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》はどうにもならないが白単色の４マナなんだから許してやれ。

ＵＷコンのアグロサイドに用いるのにも良いカードだ。




・Arashin Foremost

《銀刃の聖騎士》だしそりゃ強い。
コンバット中の除去でしゃくられないぶん本家より強いまである。


《死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death(FRF)》
《国境地帯の匪賊/Borderland Marauder(M15)》
《ゼナゴスの狂信者/Fanatic of Xenagos(BNG)》
《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(M15)》
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》
《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》
《道の探求者/Seeker of the Way(KTK)》
《陽刃のエルフ/Sunblade Elf(M15)》
《龍爪のヤソヴァ/Yasova Dragonclaw(FRF)》
《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree(FRF)》(3/3時点)
《Den Protector》新カード、大変異ウィットネス
《Hidden Dragonslayer》新カード、大変異パワー４以上破壊
あとは黒と白の軽量戦士がいっぱい


このラインナップを見るにＢＷ戦士かセレズニアアグロで使えということらしい。

４《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(KTK)》
２《豊潤の神殿/Temple of Plenty(BNG)》
２《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》
９《平地/Plains》
８《森/Forest》

４《陽刃のエルフ/Sunblade Elf(M15)》
４《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》
４《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree(FRF)》
４《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》
４《Arashin Foremost》
４《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos(BNG)》
３《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》

４《勇敢な姿勢/Valorous Stance(FRF)》
４《城塞の包囲/Citadel Siege(FRF)》


パッと考えただけでもけっこう強そう。
新２色土地次第では更に化けるやもしれん。



・Hidden Dragonslayer

素出しのスペックが他４種に比べやや微妙。2/1にライフリンク付いても空気だからねぇ。

能力は使いやすいが重く、素出しにしろ変異にしろ白は２～３マナ域の激戦区なのでこいつの出番は少なそうだ。決して弱いカードではないんだが。



・Anticipate

ドロースキーがこういうの好きなのは分かるけど今のスタンでライオンの返しにこんなん撃ってたら死にまっせ。

環境うんぬんというよりも、元来こういうのはコンボ向けカードであって普通スタンで頻繁に見る類のカードではないのだから仕方ない。現状で強いて使い道を挙げるなら隆盛コンボに入るかもしれないくらいか。




・Shorecrasher Elemental

一応これで青信心が普通に組めるようにはなるだろう。

ただし１～２マナ域がゴミクズなのは変わらず、これ一枚が増えただけですぐ一級戦で戦えるようになるかというと・・・無理じゃね？


《惑乱のセイレーン/Hypnotic Siren(JOU)》
《Stratus Dancer》
《精神奪い/Mindreaver(BNG)》
《霜歩き/Frost Walker(FRF)》
《雲変化/Cloudform(FRF)》
《Shorecrasher Elemental》
《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea(THS)》
《波使い/Master of Waves(THS)》

《鐘音の一撃/Singing Bell Strike(KTK)》
《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》


弱そう。少なくとももう一枚二枚はまともな低マナ生物こないと青信心は無理だと思う。




・Blood Chain Fanatic

黒単オベリスクに入れるにしてはやや重いというのは分かるが、それでも貴重な直接火力。他にも《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》とも相性が良く、なかなか使いでのあるカード。



・Silumgar Butcher

強烈というほどの強さはないが、今の環境にはＣＩＰ除去がほとんど存在していないので一応の採用理由はある。新シディシが優先されるだろってのは禁句。



・Ultimate Price

やっときた２マナ除去。再録だが。

しかしアブザンアグロの主力に当らないのは悲しいの一言。

それでも現状の２色デッキにはド安定の確定除去だし、幸い龍紀伝のマルチクリーチャーはどれも重くこれ以上環境にマルチクリーチャーが増える可能性は極めて低そうだ。メタゲーム次第ではあるもの今後のスタンダート定番除去の一枚になるだろう。



・Assault Force

面白い。Dragon Tempest１０００枚買え！

みんな考えてるようにＲＧドラゴンランプというデッキは組めそうだ。強いかは知らん。




・Roast

《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater(THS)》を始め今まで手を焼いていたタフ５のデカブツをアド損テンポ損なしで始末できる。サイをローストすると・・・美味しいのかな？

白や黒を噛んでない速攻デッキ、赤単などにとっては優秀なサイドカード候補になる。ドラゴン等殺せない生物もある程度いるが、今使用されているor発表されてる飛行生物は攻撃重視のカード、つまりこれをサイドに積むようなデッキにとってはもともと問題にならないものが多い。ドロモカ？出てきた返しで《ゴブリンの踵裂き/Goblin Heelcutter(FRF)》で本体を殺すからどーでもいいよ。



・Zurgo Bellstriker

謙虚になったのう。ま強い。４枚積むかっていうとちょい怪しいのでそこは調整

普通のスライとは別に《英雄の刃/Hero’s Blade(FRF)》使ったデッキもおもろいかも。




・Deathmist Raptor

悪くない。復活条件がやや厳しいので本体が強め。
ダブシン＋防御的な性能なので緑信心にも合いそう。

このカード以外でも変異オープンが能力のトリガーになったり大変異系のグラフになったりと、《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》あたりの価値は間違いなく上がった。

余談だが《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》で捨てると気持よさそう。



・Den Protector

使いやすそうな大変異。カウンターしたニッサを回収されたらキレそうだ。
枚数積むカードではない感じはするが何かしろ使われるカードだろう。



・Sunbringer’s Touch

実際のところ鼓舞３くらいになりそうなのがなぁ・・・・
５マナにしてアンコにすればよかったと思う。



・Collected Company

初見は強すぎねーか？と疑った。
が実際よくよく考えてみるとそこまで圧倒的でもないかなと思い始めた。

今の環境は普通にデッキを組むと中速に寄り易くて３マナ以下の生物ってそこまで多くデッキに入らないんだよね。アブザンアグロやＲＷのようなジャンク系デッキだと１２～多くても１６枚程度に収まってしまう。日ごろDigとか使ってる人はよーく知ってると思うけど、この枚数じゃまず２枚は当らない。最低20、できれば25枚くらいは当該カードがないとCollected Companyの強みをフルに引き出すことはできない。

それにしても強いのは確かだ。普通に２マナ生物２枚がインスタントタイミングで出るだけでも胡散臭いレベル。それこそ最初に挙げたようなセレズニアとかがよさそうに思えるが、他にもいろいろ使い道は考えられる。




・Dragonlord Dromoka

弱くはないが強くもない。打ち消し無効＆《孤独の都》効果でコントロール相手にも多少の隙を作ってはくれるが所詮は６マナでＣＩＰなし。こっちが６マナ出るということは大体相手も５～６マナ出るわけで、結局単除去＋カウンターの状況を作られてしまう。

といきなり酷評したが、高タフのライフリンクはいつだって一定の需要があるもの。サイドカードとして時折見かけることにはあるはずだ。



・Silumgar’s Command

便利は便利なのだろうが、５マナの癖に直接２；１交換を取れるシーンが限定的なのは気にかかる。

特筆すべきはパーマネントバウンスがあることで、例えば場に出てしまった《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker(M15)》も１Ｔ以内なら綺麗さっぱり除去することが可能。赤包囲はじめとしたエンチャントに対しても気休めにはなる。

とりあえずお試して２枚くらい積んでみて、果たしてそれが１枚になるか０枚になるかといったところだろう。個人的には０になると踏んでる。



・Dragonlord Atarka

普通に強い。場に干渉できるＣＩＰ持ちは緑信心がおおいに待ちわびたカードでもある。
《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》を押しのけるかは分からないが使ってみたい。

《Dragon Tempest》の下で《恐るべき目覚め/Fearsome Awakening(FRF)》すればアタック込みで15点！なんて手もあるぞ。マナベースがクリアできないと友好３色はデッキにならないというのは公然の秘密ではあるのだが。



・Dragonlord Ojutai

単体では微妙だ。出した返しで殺される心配がほとんどないのは素晴らしいのだが、ブロッカーとして《ラクシャーサの死与え》《羊毛鬣のライオン》《包囲サイ》《灰雲のフェニックス》といった４マナ以下の環境のメインアタッカーを止めれないは心許ない。

かといって普通に攻撃に行こうものなら速攻で除去が飛んでくるのは明白。
《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》
《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy(KTK)》
《再集中/Refocus(FRF)》
等で警戒を与えるかインスタントタイミングでアンタップしてやる必要がありそうだ。

中でも最高の相性は《不動のアジャニ/Ajani Steadfast(M15)》。
《彩色マンティコア/Chromanticore(BNG)》授与でも相手は死ぬぞ。

ただやはり仕込みに手間がかかりすぎるのでなかなか使いづらいと思うね。
端的に言ってあんま強くない気が。




・Sarkhan Unbroken

単純なカードパワーだけで言えば歴代ＰＷでも最高峰レベルの強さで、ティムールをプレイする明確な理由になりうるカード。

これまで４Ｃを組む場合アブザン＋スゥルタイ、あるいはアブザン＋マルドゥだったが、
今後はティムール＋ジェスカイ/スゥルタイというのも考慮に値するようになるだろう。



・Harbinger of the Hunt（再掲載）

２色非エルダーのレアドラゴンはオールカスって書いたけどこれは普通に使えたわ。

ＲＧの対《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》サイドボードとして優秀。これまでＲＧ２色では《石弾の弾幕/Barrage of Boulders(KTK)》とか微妙極まりないカードしか蜂への対抗手段がなかったがこれならデッキの太さを損ねずに蜂を超えれる。低タフネスや除去耐性のなさも対緑信心専門なら関係ないしね。

《高木の巨人》や《精霊龍、ウギン》はどうにもならんって？
そこまでやられたらおとなしく負けとけ。



・アンコ２色ドラゴン

赤黒だけはＣＩＰアド能力なんでワンチャンはある。
戻すのもＣＩＰ持ちだとなお良い。



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しかし、全体的にレア安いな。
ＫＴＫと違ってエルダーが全部クセが強い能力で安めだからってのも大きい。


これ２色土地がハズレ性能orM10ランド再録とかだったら箱買いヤバいかも。
いまんとこ完全にＰＷくじ状態である。



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・モダマス2015

タルモ(とカーン)再録。モダマス欲しい人定価で買えるとイイネ。
どうせシングル価格はあまり変わらないでしょう。

個人的にはＧＰ千葉の参加費がプレ値確定したと思わざるを得ないのが辛い。




・マジックオリジン

リリアナが公開か。早いなおい。
カード自体は面白いしうまいこと反転できるデッキなら普通に強そう。



・ゼンディカー再び

君はフェッチを売り抜けたか！？僕はどうせ使いまくるので20枚持ったままでおＫ。

むしろこれでWotCが当分の間フェッチ＋デュアラン(モダンならギルラン)の聖域を崩す気はないというのがはっきりしたので安心した。つーわけでデュアランはまだまだ値上がるでしょう。

これで第一エキスパンションにフェッチ入ってなかったらクソ面白いな。

個人的予想では


龍紀伝でＭ１０ランドかＳＯＭランドか新規友好２色土地が収録
→オリジンでその対抗色版を収録するんじゃないかなーと予想してる。
そうするとReゼンディカーでフェッチ再録すれば２色土地が10種＆10種揃ってすっきり。