ドラゴンの迷路スポイラー雑感⑤

普段とシフト変わってFNMに行けず。先週日曜も行けなかったしちょい残念。
でも来週は金土日遊びまくれるのでwkwk。


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さすがに小型だとすぐ出揃うな～
ここんとこ大型エキスパンションばっかだったからかちょい新鮮。



・Uncovered Clues

占い師使ったことある人なら４枚中２枚もめくれることがどれだけレアケースなのかはご存知のはず。スペル率５割超えコントロール(要するに土地以外ほぼ全部スペル)が組めるプールになり、かつ占い師が落ちたらひょっとすると使われるかもねレベル止まりしゃないかな？何かコンボデッキが生まれれば話は変わってくるんだろうけれども。

ブロック構築ではラスゴ啓示の嵩増しにはなるんで試されはするかも。
ゆうてもジェイスいれば不要な感じはする。




・Deadbridge Chant

弱くはないけど間に合ってない＆不安定すぎ。一言で言って残念神話。





・Blood Baron of Vizkopa

特に言うことはない。

流行るとゾンビは軽く死ぬ、未練→コレだけで終わる。
赤噛むデッキだとミジウムされるけど逆に言えばミジウムなければ無双しかねないし十分十分。

コントロールには微塵も効かないだろうけどそこはオブゼと住み分けでOKだし、エスパーやオロスがトリコに勝るポイントのひとつに加わるかも。





・Emmara Tandris

うーん７マナ。ざーんねーん。
結局迷路走者枠レアは残念多し。



・Nivix Cyclops

守っても優秀なんは悪くないけどさすがに回避が欲しかった・・・。
それでも割と現実的に夢みれる生物ではあるが。




・Notion Thief

こいつが優秀なカードなのは間違いないけど今のスタンダートに欲しいカードかというとNo。

今UBxというカラーコンビネーションに必要なのは速攻デッキに対抗できるカード(特に不死持ちを何とかしてくれ)と出ちゃったPWに触れるカード。コントロールだけに強いカードはもう間に合ってる。

とはいえなんだかんだでサイドカードとしては強そう(いきなり手のひら返しサーセン)。啓示コンミラーはもちろん大ガラク＆ゼガーナに対処できるのが大きい。対ガラクはネタバレしてるとダメだけど、洞窟経由で出でくるゼガーナに触れるのは貴重だしね。

とはいえ、できることが限定的過ぎるので実際にサイドに積むのかはすぐには分からない。





・Warped Physique

単除去としてそこまで強くもないがゴミでもない性能。

現時点なら基本《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》でいいんだろうけど、RTRブロックにも破壊されない系や再生持ちがいることを考えればとりあえず青黒というカラーだけでそいつらを狙って殺せるカードが存在していることにはけっこう意味があるだろう。

割とどうでもいいけど《ダスクマントルの予見者/Duskmantle Seer(GTC)》とは相性いい。《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》的なジャイグロ風の使い方もできなくもない。





・Splitcard

見た目よりは強そう。

ブロック構築セレズニア系とかのサイドには入るかも？
さすがにメインに5/5瞬速、サイドにアルマジロとか入ればそんなスペースないか。




・Catch // Release

いかんせん重過ぎるし両方のモードを生かせるデッキが組めるとは思えないけど
それぞれ他のカードではできないことをしてるのでいちおうワンチャンはある系

特にCachのほうは将来的に徴収兵落ちてから強い新PWが登場することがあればば価値は上がる。





・Warleader’s Helix

元祖へリックスが頭おかしいだけでコレでも十分。
サイドカード候補にはなると思うが。

野育ち先生はがっかりですかね？。





・Wake the Reflections

ソーサリーなのがいい。
インスタントだったら使い易過ぎて面白くないよね。

・・・まぁでもソーサリーなせいでスタンでは使われないんだろうなぁ。





・Scion of Vitu-Ghazi

ETBじゃない＝修復の天使というカードを刷ったことが罪だったとWotCは自認してるらしい？
それでも《集団的祝福/Collective Blessing(RTR)》があるブロックに《霊誉の僧兵》がいるというだけでも悪くない。うまくすれば5/5増やせるかもしれんわけだしね。





・Pyrewild Shaman

面白い能力ではあるけど赤、しかも勇血に求められてるのはちまちまアドとる感じじゃなくて爆発力だよね





・Skylasher

無論弱くはないんだけど環境柄そこまで強いとも思えない。ぶっちゃけ今のスタンでは《待ち伏せのバイパー/Ambush Viper(ISD)》と大差ないような。もちろん今後強くなる可能性はある。

むしろ下の環境ならDelverヴェンディ瞬唱をやさしくキャッチできて良い感じ？
悲しいことにモダンでもレガシーでも稲妻されるだろうけど、レガシーならRUGには稲妻(＋二股orチェンライ)しか触れるカードはない(特に水没されないのが◎)のでけっこう嫌らしい感じではある。マーベリックやGBWジャンクみたく稲妻の避雷針が豊富＆タルモ殺せるデッキならRUGへのヘイトカードとして十分やれる子だと思うな。
ちょっと効くデッキが限定的過ぎるのが弱点ではあるが。


《疾風のマングース/Blurred Mongoose(INV)》
《ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian(INV)》
《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur(ODY)》

こいつらと比べると時代を感じまくるなぁ・・・




・Dragonshift

《鏡編み/Mirrorweave(SHM)》と比べちゃうとアレに見えるのはしゃーない。



・Reap Intellect

ディミーア(笑)




・霊異種

コントロール相手にマナ浮かせて着地したら勝つのは確かだけどそれでも正直微妙かな～。

ちょっと話が逸れるけど、今のスタンでは《スフィンクスの啓示》が青いコントロールにおける生物フィニッシャーの存在自体をほぼ否定しているという事実がうれしいけど悲しい。実際完全受け身なへビーコンにとって啓示は理想そのもののフィニッシャーなんだけど、「啓示あるから用無し」ってカードが多すぎるのが構築的におもしろくないと感じる部分もある。(無論《殺戮遊戯/Slaughter Games(RTR)》みたいな啓示殺しカードの存在や、トリコみたく序盤は守って中盤から攻めるタイプのデッキもあるので一概に「生物フィニシャーとかイラネ」とは言えないんだが、実際オブゼやオリヴィア、新しく出た《ヴィズコーパの血男爵》みたく守りにも使える生物以外は正直ただの無駄スロットになりがちなんだよね・・・。)

その点こいつは一応ブリンク能力でブロッカーにもなれる点は一応評価できる。
あとは高マナなのとやや制圧力に欠ける(地上ブロッカー一体しか用意できない)点がどれだけ響くか。個人的にはほぼ使われないと踏んでいる。






・ひるまぬ勇気

ラヴニカにアルマジロは存在しないらしい。

《オルゾヴァの贈り物/Gift of Orzhova(GTC)》と比べてもストーカーとの相性はこっちのがいいし、単純に色マナが捻出しやすいという利点もある。使うデッキは間違いなくある。

ブロック構築だと赤い除去が基本ソーサリーなんで3/3以上(というかケンタウロス)について赤単オワタってなる場面が出てくるかもしれん。《戦慄掘り/Dreadbore(RTR)》はあるけど赤単系にとって使われて嫌なカードが増えたのは確か。



セレズニアビート(ブロック構築)

４《セレズニアのギルド門/Selesnya Guildgate(RTR)》
４《寺院の庭/Temple Garden(RTR)》
９《森/Forest》
７《平地/Plains》

４《実験体/Experiment One(GTC)》
４《円環の賢者/Gyre Sage(GTC)》
４《議事会の招集/Call of the Conclave(RTR)》
４《復活の声》
４《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter(RTR)》
４《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》
４《ワームの到来》
４《Scion of Vitu-Ghazi》

４《根生まれの防衛/Rootborn Defenses(RTR)》

Side
３《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》
３《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice(GTC)》
４《前線の衛生兵/Frontline Medic(GTC)》
２《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester(RTR)》
３《ひるまぬ勇気》


どっちつかず感が否めない。スタンでは緑の特権であるマナ加速もなければ、除去もまったくといっていいほどない。そりゃ誰もセレズニアとか使わんはずだわ。

それでも《復活の声》《ワームの到来》《根生まれの防衛》あたりでラスゴに多少耐性がついた気はするんで以前よりはだいぶマシだろうか。それでもジェイスで詰むのは相変わらずか・・・。




・天才の煽り

スタンに存在する最も重いカードは《世界棘のワーム/Worldspine Wurm(RTR)》だけど、現実にデッキにすることを考えたら《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》になるだろうか。まあ弱そうである。



「全知で勝つと言ったな、アレは嘘だ」

１《繁殖池/Breeding Pool(GTC)》
３《寺院の庭/Temple Garden(RTR)》
２《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GTC)》
２《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M13)》
２《内陸の湾港/Hinterland Harbor(ISD)》
４《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M13)》
３《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》
２《氷河の城砦/Glacial Fortress(M13)》
１《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(GTC)》
１《蒸気孔/Steam Vents(RTR)》
１《神無き祭殿/Godless Shrine(GTC)》
１《血の墓所/Blood Crypt(RTR)》
２《錬金術師の隠れ家/Alchemist’s Refuge(AVR)》

１《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
４《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》

４《遥か見/Farseek(M13)》
３《彩色の灯籠/Chromatic Lantern(RTR)》
４《濃霧/Fog(M13)》
４《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
４《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》
４《都の進化/Urban Evolution(GTC)》
３《天才の煽り》
１《高まる野心/Increasing Ambition(DKA)》
１《全知/Omniscience(M13)》
１《ラクドスの復活/Rakdos’s Return(RTR)》
１《空虚への扉/Door to Nothingness(M13)》
１《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker(M13)》


弱いのは決定的にあきらか。

この手のデッキはドラコ爆発みたく「デッキの構造上で環境におけるストロングポイントがある」構成にしないと意味ないのだが、今の環境ではそれがなかなか難しい。でもこれ自体はとても面白いカードだし構築意欲をそそられる。デザイン○。