トリコトラフトについて駄文② / UWクロックパーミの紹介

抜けてったカード＆今は非採用なカード編
これまた非パイク型についてのみ言及してると思ってください。
（でもパイク型非パイク型とかいうアーキ分けに意味はないし、はやくパイク入りも試さないとあかんなー・・・）




《送還/Unsummon(M13)》

強いのは場が互角～勝っているときだけで、初手に来てほしくないカード筆頭。
「アンサモンが強いなー」と思う場面はよくよく考えると他の除去カードでも
勝てている場面がほとんど。

要するに「丸さ＜カードパワーの低さ」となって抜けた。
所詮１マナカードだしこれは当然といえば当然なんだけど、パイクのない形では「アンサモンでずらしてパイク辻切り」というフィニッシュができないのが問題。採用するにしても一枚のみにするかな。





《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》

①破門
火力/スフィア/ミジウムの方が強い。

②ライフリンク
この効果で勝つときは他のカードでも９割５分勝ってる。確かにトップアゾチャライフリンクでしか勝てない場面は存在するにはするが、そんなマッチではもっと早いタイミングでの軽い除去による安定したゲームメイクを目指す。

③サイクリング可能、瞬唱でFB可能(丸さ)
結局①②の弱さと③の汎用性のどちらが大きいかということになる。
確かに対コントロールでは火柱よりはサイクリングできて能動的な瞬唱の種になる分数段マシではある。が、自分の中ではやはり丸いだけで弱いカードという位置づけになった。熟慮/狂乱か火力/スフィアのどれかを入れた方が強いと思う。


長槍があればまた話は変わってくるんだけど、さすがにシナジーするカードが瞬唱だけではアゾチャとアンサモンは微妙。《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》《睡眠/Sleep(M13)》なども同じ理由で入らなかった。ノーパイク型に求められてるのはすれ違いの殴り合いに強いカードではない。

パイクあるとないとではデッキの設計思想が根本から違う。自分より遅いデッキが環境に多いからアグロ(クロックパーミ)になる場合が多いだけで、ノーパイク型の基本はコントロールデッキに近いと思っている。






《思考掃き/Thought Scour(DKA)》

始めは思考掃き２～３の土地24で回していたが、瞬唱以外にマトモなシナジーのない思考掃きはやはりゴミ(当たり前)。熟慮も槍もないデッキでの採用は流石にない。

捨て身の狂乱＆思考掃き入れて土地削ることでパイクとヘルカイト併用するスロットを作る構成は試したい。





《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》

スペルを必要枚数確保できない。





《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》

狩り達どかせるのは悪くないんだけど、如何せん高マナはヘルカイトだけでもう渋滞気味。マナ加速もないこのデッキにはフィットしなかった。ファルコン人間がめちゃ増えれば採用も検討するかも、くらい。

そもそもタフ２以下並べてくるデッキには早い除去で対応しないと間に合わない。逆にミジウム砲は他のカードで対処しづらい高タフ(強打者＆修復)に素撃ちで十分強く、その上でオーバーロードというおまけもある。




《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》

ムーアランドの方がダイレクトにクロックorブロッカーにつながるので強い。



《枷霊/Fettergeist(AVR)》

流行の赤単系に強く、基本的に３体以上生物が並ぶことはレアなのでデメリットもそこまで気にならない。同系含めて赤いアグロデッキ全般に強いのでサイドに積むのもアリ。



《リーヴの空騎士/Lyev Skyknight(RTR)》

ただ２Tにクロックを置けることが少ないこのデッキではそこまでうまく使えるわけではなく、あくまで「３マナ域の飛行パワー３ +修復と多少のシナジー」ってのが主な採用理由になる。そのため地下牢４枚目より優先して入れるにしては採用理由が弱いが、ビートとすれ違いで殴る展開に強いのも確かで、５枚目の地下牢的立ち位置で入ることもあるかもしれない。それにしても《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》のほうが強そうではあるが。




《思考閃光/Thoughtflare(RTR)》
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》

《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》

《熟慮/Think Twice(ISD)》
《捨て身の狂乱/Desperate Ravings(ISD)》

いずれも対コントロールでのエンド時アクションとして追加。
土地が詰まるとクロックが置けてない場合どんどん不利になっていくのでドローソースや追加の瞬速クロックは有効。ここも今はアグロ増えてきたんで非採用だけどまた再度使うことになるだろう。今回しててドロー欲しいと思うこと多いし。

カードパワーの高い思考閃光or啓示、序盤の土地づまり防止になる熟慮狂乱、軽くて瞬唱と相性のいい出没、微妙に役割が違うがどれもあり得る選択。
出没はカードパワーが低いのでパイク非採用なら使わないのが無難。

狂乱はムーアランド、パイク、思考掃きとどれも相性が良いのが素晴らしい。
パイク使うなら自分も狂乱入れそう。





《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept(M12)》

対コントロールで対処を迫れる置物、これも使うかも。
素の土地総数が多ければ軽量ドロースペルよかパワーはあるし。




《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》

ゴミ。ランカーで突破されるわ火柱１マナで死ぬわ良いところがなかった。




《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》

さすがに２枚くらい欲しいっぽい。リアニきつい。



《クローン/Clone(M13)》

まさかクローンが実戦レベルになるとは。
対消滅用＆リアニ用なのかな？使ったことないので試してみたい。



《隔離する成長/Sundering Growth(RTR)》

WW出ません。そもそも今は割りたいエンチャントがない。


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おまけ

・トリコトラフト　SCGOセントルイス(９R)優勝

4 Restoration Angel
4 Geist of Saint Traft
4 Snapcaster Mage
3 Thundermaw Hellkite

2 Detention Sphere
3 Azorius Charm
2 Dissipate
2 Essence Scatter
1 Feeling of Dread
3 Searing Spear
3 Syncopate
1 Unsummon
2 Bonfire of the Damned
2 Pillar of Flame

1 Island
1 Mountain
1 Plains
4 Clifftop Retreat
4 Glacial Fortress
4 Hallowed Fountain
1 Slayers’ Stronghold
4 Steam Vents
4 Sulfur Falls

Side
3 Dungeon Geists
1 Dissipate
3 Purify the Grave
1 Syncopate
2 Jace, Architect of Thought
1 Tamiyo, the Moon Sage
2 Pillar of Flame
2 Supreme Verdict



《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold(AVR)》は試すの忘れてた。
パッと見ムーアランドの方が強そうではあるが・・・



・UW-Noトラフト(勝手に命名)　同イベントTop8

4 Glacial Fortress
4 Hallowed Fountain
9 Island
2 Moorland Haunt
4 Plains

4 Augur of Bolas
4 Restoration Angel
4 Snapcaster Mage

4 Azorius Charm
2 Dissipate
3 Essence Scatter
1 Rewind
2 Runechanter’s Pike
1 Sphinx’s Revelation
1 Syncopate
3 Think Twice
4 Thought Scour
4 Unsummon

Side
2 Dungeon Geists
2 Detention Sphere
1 Oblivion Ring
1 Erase
2 Faith’s Shield
2 Negate
2 Purify the Grave
1 Syncopate
2 Supreme Verdict



MODEでも２回4-0してるんで多分弱くはないでしょう。
アメリカのどっかの州選手権だかでもほぼ同じデッキが優勝してるし、今週のSCGOでもサイドこそ多少違うものの同じデッキが二つTop８入り。

トラフトを抜くという発想は自分にはなかなか出てこなかった。
相手のトラフトはカウンターで十分対処可能ということなのか？