おそらく、まずかったのは「徹底的にメタられてもある程度勝ててしまう柔軟性」があることでZooというデッキが多くのプレイヤーから極めて選択されやすい性質を持ってしまったことのように思う。他のデッキが必ず毎回Zooの海を想定して組まれる環境ってのはやっぱアンフェアというかつまらないと思うので。


《罰する火/Punishing Fire(ZEN)》と《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を禁止にすることでZoo以外のアグロデッキを選択できる環境が出来上がる可能性は高い。今までナカティルの劣化でしかなかった生物や、低タフネスの生物にもチャンスができるしね。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------


禁止連打がどうしても納得いかないって人は、数年後になおモダン環境が健在で魅力的な環境が出来上がっていたらその時点から参入するっていう選択肢もあるかもしれない。(競技レベルでのMTGが多くやりたからって理由でモダンやってる人はどうしようもないが・・・でもその手の人はいくら禁止カードが出ようが正直あんま気にしないはず、第一線でスタンずっと続ける方がよほど金も時間もかかるし)

実際今の安定したレガシーはそうした多くのプレイヤーによって生まれたとも言える。


メリット

・将来不要になる可能性があるカードに投資しなくていい
・環境が面白くないと判断すればまったく時間の浪費もない

デメリット

・カードが高沸する可能性(レガシーでいうところのデュアランなど)
・遊ぶ機会の減少
・プレイ人口が増えなければ環境がおもしろくなる前にオワコン化する可能性が高まる。ようするに完全な競技専用フォーマット化、まぁ今この状態だよね


カード禁止が納得いかないって意見もごもっともではあると思うんですが、(一番の問題は非競技プレイヤーがモダンからさらに離れていくことだろうな)まだまだ未成熟なこのフォーマット、長い目で見ていきたいところです。

今回いちばん気の毒なのはワールド後に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》買っちゃった人。まあレガシーの都合上1K弱位はキープするだろうけど

コメント

よしきち
2011年12月21日0:10

コンボを弱体化させた環境の罰する火は強いから仕方ない感じかな。
コンボ減る→対ビート用罰する火標準装備→タフネス2以下不採用→ナカティルタルモ騎士安定
の流れが予想できそうですし

Pokky
2011年12月21日0:13

>よしきち氏

だろうね。だれがどう考えてもt青Zoo/RubinZooが安定すぎた

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索