ムーアランドの憑依地について
2011年9月10日 TCG全般FNMはやるき起きなくて不参加。
ISD雑感シリーズは特別編、《ムーアランドの憑依地》単体で。
・ムーアランドの憑依地
カードの性能は疑うべくもなく強力。
UWの色指定、飛行トークン、ある程度の生物の枚数が必要 というとだれもがCaw-Bladeの後釜的デッキに投入しようと考えるだろう。
しかしそこで問題になってくるのがマナベースで、《天界の列柱》が消えた後でも現状と同じ色マナ数を確保しようとすれば、実は無色地形に充てれるスロットはわずか2~3枚分しかない。
例を挙げれば、現環境のCaw-Bladeはだいたい土地総数27枚で以下のような構成が多い
二色ランド11 + 島6 + 平地4 + 地盤の際4 + 墨蛾2
これで U17 W15 となっていて、《定業》の助けもあり無色地形を6枚採用しつつもなんとか安定したマナ基盤を確保していた。
これが列柱なしで同じ色マナ数にしようとすると
二色ランド8 + 島9 + 平地7 + 無色ランド3
となって、いかに無色地形を採用しづらいかわかる。(そしてミシュラン3枚で土地総数27枚は若干多い)
もちろんダブルシンボルである《ジェイス・ベレレン》《刃砦の英雄》《ミラディンの十字軍》などを減らせば多少色マナを減らしてもある程度の安定性は確保できるだろう。しかし白のダブルシンボルの生物はどれも強力だし、新加入ながらも確実に採用される《瞬唱の魔導師》が実質ダブルシンボルを要求するのも忘れてはいけない。
今後も強力な無色地形が使われ続けるのは確かだが、現環境ほど自由に運用できるわけではないと思う。《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》なんかもも自分が《墨蛾の生息地》などを使わないからと言って即採用したほうがいいわけではない。
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あとは《墨蛾の生息地》との比較という問題もある。
生物が12~14枚ほど入っていれば2回は起動できるであろう《憑依地》は単純に墨蛾の倍以上の飛行生物を供給できるわけで、自分はUWが出せるデッキでは数枚墨蛾からコレに変わるんじゃないかと予想。
もちろん《憑依地》は2枚以上引いても起動しにくいし《太陽のタイタン》と相性がイマイチ、墨蛾は複数ならんでも強いといった特徴があったり、墨蛾はミシュランであることがメリットにもデメリットにもなるので一概にどちらが優れているとはいえないが。
(《憑依地》にはマナリーク構えながらエンド前に動ける、トークンに除去を撃たれてもなんら痛くないというメリットがあるが、墨蛾はメインでタップアウト気味にPWや生物を展開しても次のターンにも飛行生物での装備アタックまで可能になるといったメリットがある。
憑依地のデメリットはマナを食うこと、当然墓地に生物がいないと起動すらできないこと。墨蛾のデメリットは除去が怖すぎて起動できないタイミングがあること、一枚で一体の生物しか供給できないことなどが挙げられる。)
・Mage-Blade
1《ムーアランドの憑依地(ISD)》
3《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M12)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
8《島/Island》
6《平地/Plains》
4《瞬唱の魔導師(ISD)》
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
2《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
1《太陽のタイタン/Sun Titan(M12)》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》
3《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2《審判の日/Day of Judgment(M12)》
3《四肢切断/Dismember(NPH)》
1《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》
2《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
2《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
なんか微妙か。素直に《ミラディンの十字軍》《刃砦の英雄》で殴る感じにした方がいいか。ダブルシンボルは・・・青マナを少し減らす?
・UWアグロBlade
3《ムーアランドの憑依地(ISD)》
1《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M12)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
8《平地/Plains》
6《島/Island》
2《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper(M12)》
4《瞬唱の魔導師(ISD)》
2《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
4《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》
3《四肢切断/Dismember(NPH)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》
3《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
2《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》
《戦隊の鷹》の代わりとなる最序盤の動きが弱いのがなんとも。
《教区の勇者/Champion of the Parish(ISD)》は他がほとんど人間なので使えそうなきもするが流石に微妙か。ほかに優秀な1~2マナのカードってゆうと・・・《ギデオンの法の番人》とかけっこうアリなんじゃないかな?
4枚採用は厳しいかもしれないが、剣を多めに入れての《不可視の忍び寄り(ISD)》って手もある。
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強いランドはしばらく刷んなっ言ったそばからいっぱい出てきてなんか空しい。
こちとら特殊地形をめぐる攻防にはもう飽き飽きしてんだよー
ところで瞬唱の魔導師の値段が18$位まで上がってるんだが・・・・
これは国内価格2Kスタートもありうるかもorz
それでも買わざるをえないよなー・・・
ISD雑感シリーズは特別編、《ムーアランドの憑依地》単体で。
・ムーアランドの憑依地
カードの性能は疑うべくもなく強力。
UWの色指定、飛行トークン、ある程度の生物の枚数が必要 というとだれもがCaw-Bladeの後釜的デッキに投入しようと考えるだろう。
しかしそこで問題になってくるのがマナベースで、《天界の列柱》が消えた後でも現状と同じ色マナ数を確保しようとすれば、実は無色地形に充てれるスロットはわずか2~3枚分しかない。
例を挙げれば、現環境のCaw-Bladeはだいたい土地総数27枚で以下のような構成が多い
二色ランド11 + 島6 + 平地4 + 地盤の際4 + 墨蛾2
これで U17 W15 となっていて、《定業》の助けもあり無色地形を6枚採用しつつもなんとか安定したマナ基盤を確保していた。
これが列柱なしで同じ色マナ数にしようとすると
二色ランド8 + 島9 + 平地7 + 無色ランド3
となって、いかに無色地形を採用しづらいかわかる。(そしてミシュラン3枚で土地総数27枚は若干多い)
もちろんダブルシンボルである《ジェイス・ベレレン》《刃砦の英雄》《ミラディンの十字軍》などを減らせば多少色マナを減らしてもある程度の安定性は確保できるだろう。しかし白のダブルシンボルの生物はどれも強力だし、新加入ながらも確実に採用される《瞬唱の魔導師》が実質ダブルシンボルを要求するのも忘れてはいけない。
今後も強力な無色地形が使われ続けるのは確かだが、現環境ほど自由に運用できるわけではないと思う。《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》なんかもも自分が《墨蛾の生息地》などを使わないからと言って即採用したほうがいいわけではない。
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あとは《墨蛾の生息地》との比較という問題もある。
生物が12~14枚ほど入っていれば2回は起動できるであろう《憑依地》は単純に墨蛾の倍以上の飛行生物を供給できるわけで、自分はUWが出せるデッキでは数枚墨蛾からコレに変わるんじゃないかと予想。
もちろん《憑依地》は2枚以上引いても起動しにくいし《太陽のタイタン》と相性がイマイチ、墨蛾は複数ならんでも強いといった特徴があったり、墨蛾はミシュランであることがメリットにもデメリットにもなるので一概にどちらが優れているとはいえないが。
(《憑依地》にはマナリーク構えながらエンド前に動ける、トークンに除去を撃たれてもなんら痛くないというメリットがあるが、墨蛾はメインでタップアウト気味にPWや生物を展開しても次のターンにも飛行生物での装備アタックまで可能になるといったメリットがある。
憑依地のデメリットはマナを食うこと、当然墓地に生物がいないと起動すらできないこと。墨蛾のデメリットは除去が怖すぎて起動できないタイミングがあること、一枚で一体の生物しか供給できないことなどが挙げられる。)
・Mage-Blade
1《ムーアランドの憑依地(ISD)》
3《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M12)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
8《島/Island》
6《平地/Plains》
4《瞬唱の魔導師(ISD)》
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
2《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
1《太陽のタイタン/Sun Titan(M12)》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》
3《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2《審判の日/Day of Judgment(M12)》
3《四肢切断/Dismember(NPH)》
1《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》
2《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
2《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
なんか微妙か。素直に《ミラディンの十字軍》《刃砦の英雄》で殴る感じにした方がいいか。ダブルシンボルは・・・青マナを少し減らす?
・UWアグロBlade
3《ムーアランドの憑依地(ISD)》
1《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M12)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
8《平地/Plains》
6《島/Island》
2《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper(M12)》
4《瞬唱の魔導師(ISD)》
2《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
4《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》
3《四肢切断/Dismember(NPH)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》
3《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
2《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》
《戦隊の鷹》の代わりとなる最序盤の動きが弱いのがなんとも。
《教区の勇者/Champion of the Parish(ISD)》は他がほとんど人間なので使えそうなきもするが流石に微妙か。ほかに優秀な1~2マナのカードってゆうと・・・《ギデオンの法の番人》とかけっこうアリなんじゃないかな?
4枚採用は厳しいかもしれないが、剣を多めに入れての《不可視の忍び寄り(ISD)》って手もある。
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強いランドはしばらく刷んなっ言ったそばからいっぱい出てきてなんか空しい。
こちとら特殊地形をめぐる攻防にはもう飽き飽きしてんだよー
ところで瞬唱の魔導師の値段が18$位まで上がってるんだが・・・・
これは国内価格2Kスタートもありうるかもorz
それでも買わざるをえないよなー・・・
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