NPH後のスタン(Caw-Blade)

（はじめに注意：筆者は包囲戦発売前に《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》はいまいちかなーとか言ってたレベルの構築センスです。）

とりあえずCaw-Bladeからスタート

・UW　Caw-Blade

４《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》
４《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
４《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
４《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
４《島/Island》
２《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
４《平地/Plains(ROE)》

４《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
４《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》

４《定業/Preordain(M11)》
３《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
３《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
１《剥奪/Deprive(ROE)》
１《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
１《Sword of War and Peace》
１《Batterskull》
３《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
２《失脚/Oust(ROE)》
４《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
３《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》

Side

３《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
２《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》
１《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》
２《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》
２《失脚/Oust(ROE)》
１《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
２《審判の日/Day of Judgment(M11)》
１《Batterskull》
１《糾弾/Condemn(M11)》

多分に同キャラを意識した構成(ただこのままじゃマナランプ系はきついだろうな)


・Sword of War and Peace

同キャラで最初の石鍛冶から何を持ってくるか。

私的には初めに持ってくるのは赤白剣でいいんじゃないかと考えています（メイン戦でお互いに石鍛冶＆鷹を引いていると仮定）。理由としては以下

①相手が赤白剣を持ってこなかった(これなかった)場合、ほぼ無敵のブロッカーを用意できる。

スイカバーと違い、防御にも役立つ。仮に先手でスイカバーを持ってきても《糾弾/Condemn(M11)》なんかで１ターン稼がれてしまった場合赤白剣を持ってきた相手に対してもう攻撃が通るタイミングがない(チャンプブロックすらしてもらえない)というのもある。


②クロックの速さ

カードアドや土地アンタップによる展開力の差は稼げないとしても鷹一体で５～７点持っていかれては死ねます。

実質的に相手に何らかの対処を迫ることができる点ではスイカバーと同じ、とまではいかなくても十分な仕事ができてると思う。

ジェイスをほぼ無意味にできるのも利点。


③相手の赤白剣に対処。

相手が赤白剣を持ってきた場合、こちらはブロックできないわけでダメージレースをするにはこちらも赤白剣を用意するしかなくなります。都合よくギデオンが通るとは普通考えられませんし。


しかしこれホントかなー？・・・じぶんで書いてても怪しくなってきた。そこは実際回してみるのが１番。


・Batterskull

石鍛冶を除去せざるを得なくする効果もあるし、石鍛冶が除去されたとしても５マナなら全然問題ないレベル。

対アグロで石鍛冶がキラーカード化するのは心強いし、これまでサイドに２～３枚ほどスペースを割くことが多かった《悪斬の天使》/《コーの火歩き》のスロットを縮小することもできる。（Dismember(ピッチの黒除去)のせいで火歩き/悪斬の支配力が落ちそうというのもある）

ただ、《迫撃鞘/Mortarpod(MBS)》にしかできない仕事があるのも事実なのでスロットをどうやりくりするかは難しい。　

これが流行ったら普通に《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》とか《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》メインになるんじゃ？


・その他のカード

あと使えそうなのは地味なところで

Gitaxian Probe(ピッチ覗き見)
Blade Splicer(１/１+３/３)
Mental Misstep(１マナ専用カウンター)
PWカーン
Phyrexian Metamorph (クローン改)

あたりでしょうか。

Gitaxian Probeは相手の除去、カウンターの有無や《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》をケアするかなど現環境では結構なアドバンテージが得れると思うので《定業》と入れ替えてみるのもアリかも。

カーンは重いけど、サイド後はぶっぱ合戦になることも多いですし、《決断の手綱》やギデオンの返しに着地すれば一気に有利になる可能性もあるのでワンチャン。ピアスがケアしにくいのはご愛嬌。


・Torpor Orb

Caw-Blade(およびヴァラクート)対策として使われる可能性があるカード。
たしかに先手２ターン目に置かれたらウザいことこの上ない。

しかし呪文貫きやバウンス、捧げ物で対処可能、後手で石鍛冶の返しにおかれてもそこまでダメージはない、PWという勝ち手段が十分強力であることからそこまで問題にならないのではないかと考えます。

早くプレイしたいカードのくせに複数or後半引くと無駄というのもマイナス。

どちらかというと、そこまで速いターンに置く必要もなく、《原始のタイタン》《ゼンディカーの報復者》を半無力化し、サイドの《酸のスライム》にもにらみを利かせれる対ヴァラクート/ミドラージ戦の方が輝くんじゃないかなー。


・Dark-Blade

４《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》
４《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
４《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》
３《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
３《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》
２《島/Island》
２《沼/Swamp(10E)》
４《平地/Plains》

４《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
４《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》

４《定業/Preordain(M11)》
４《Despise》
３《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》
１《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
１《Sword of War and Peace》
１《Batterskull》
４《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
３《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
２《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
２《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
１《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》

Side

４《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
３《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
１《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
２《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》
２《Batterskull》
１《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》
２《審判の日/Day of Judgment(M11)》


思い切ってマナリークなし。強いかは怪しいけど。

Despise(超村八分)は強いでしょう。マナベースの問題をうまくやりくりできればタッチする価値は十分あると思う。青黒コンなんかでも触れると思うんで詳しくはまた後で


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自分で使うにしても使われるにしても、赤白剣が環境に大きなインパクトを与えるのは間違いないかと。これまで以上に《ギデオン・ジュラ》《転倒の磁石》《神への捧げ物》（間接的に）《決断の手綱》《乱動への突入》あたりの重要性が大きくなるんじゃないかと思いますね。

長文失礼。