たまにはレガシーのことを(私はレガシー安定負け越しプレイヤーですんで注意)

使ってたHiveMind 

4《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
4《Underground Sea(3ED)》
3《島/Island》
1《沼/Swamp》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》
1《裏切り者の都/City of Traitors(EXO)》

4《思案/Ponder(M10)》
4《渦まく知識/Brainstorm(5ED)》
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》
2《Lim-Dul’s Vaul(ALL)》
3《直観/Intuition(TMP)》
4《実物提示教育/Show and Tell(USG)》
4《集団意識/Hive Mind(M10)》
4《タイタンの契約/Pact of the Titan(FUT)》
2《召喚士の契約/Summoner’s Pact(FUT)》
1《大祖始/Progenitus(CON)》
1《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》
1《Elvish Spirit Guide(ALL)》
4《Force of Will(ALL)》
2《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》

Side

3《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
2《無のロッド/Null Rod(WTH)》
2《防御の光網/Defense Grid(ULG)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
1 フリースロット


HiveMindの利点と欠点

まずは利点

 ①生物デッキに対策されづらい

対Zooやゴブリンにおいて実質的な対策カードが《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》くらいしかないので戦いやすい。SneakShowと違い《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》(+Karakas)や《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》が無視でき、《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist(ALA)》《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》もほとんど効かないので非常に有利に試合を進められる。むかつきと違いライフが1でも残っていれば(火力がない限り)一瞬で勝てるのでゲームプランを立てやすいのも良い。


 ②比較的プレイングが簡単

単純なコンボを使っているので勝ち筋がわかりやすい。
ただし後で述べるがこれは欠点にもなる。


 ③《Force of Will(ALL)》が使える

ブルーカウントが余裕なのでコンボデッキのくせに不測の事態に対処しやすく、対コンボが楽になるときもある。


 ④マナベースが安定している

今回のレシピでは《Lim-Dul’s Vault》のためにアンシーを4枚使っているが減らすことが可能。当然その分は基本地形が増えるので《不毛の大地/Wasteland(TMP)》を問題としないマナベースが構築できる。《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》も補助的なカードなので割られてもあまり問題にはならないことが多い。


ここから欠点

 ①必ず複数のコンボパーツを引かないといけない

このデッキは勝つためには最低でも《集団意識/Hive Mind(M10)》+《契約》をひかないといけない(《大祖始》+《実物提示教育》は除く)。6マナ素で払うのは現実的でないので《実物提示教育/Show and Tell(USG)》か《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》、複数の《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》あたりがさらに必要になる。

これはハンデスやマリガンに非常に弱いことになるし、Willを打つためのコストの調達が苦しくなることも多い。

具体的な話をすればANTやベルチャーに比べると3枚コンボは明らかに弱い。
極端な話ANTは《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》+《冥府の教示者/Infernal Tutor(DIS)》の2枚、あるいは《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》の1枚コンボなわけだし、マナ加速でストーム稼いでの《苦悶の触手/Tendrils of Agony(SCG)》《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》や《不正利得/Ill-Gotten Gains(USG)》といったサブの勝ち筋もある。
(そのかわりプレイングが難しいと言われますが)

さらに特定のカードを探すために《直観/Intuition(TMP)》といったやや重いカードも使わざるを得ず、土地をはじめとしたマナベースにも多めにスロットを食われるので総合的なデッキパワーが他のコンボデッキに比べて劣ってしまう。

 ②《目くらまし/Daze(NEM)》《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》の存在

これらで簡単にコンボが阻害できるのは周知の通り。
前者を使うバント系などはともかく、両方がナチュラルに入っているFishはまさしくムリゲー。一応《大祖始》か《エムラさん》ぶっぱでほんのちょっと希望はあるが・・・私は当たったら土下座してました。

Sneak Showでは《実物提示教育》か《騙し討ち/Sneak Attack(USG)》さえ通せばFishにも勝てる。この対Fish性能の差がSneak showとHive Mind最大の違いと言ってもいい。

ちなみに、世界選手権サイドイベントレガシーのベスト8に入っていたHive Mindで、メインに多めの《厳かなモノリス》をとり、サイドに《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》と《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》をつんで戦うデッキがあったのは斬新でした。


 ③マナが払われる

このデッキは《契約》のマナを相手が払えないとことが前提である。
そのため問題となるのが《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》をはじめとするマナソース。これがあるだけでHive Mindが勝つためには2枚目の《契約》が必要になってしまい、そのことがANTやドレッジに対して分が悪い要素の1つになっている。

他にも緑系デッキの《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》や《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》のせいでマナが払われる状況になってしまったり、少ないケースでは《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》や《金粉の水蓮/Gilded Lotus(MRD)》を置かれて負けたこともある。

MBSで追加の針生物はLEDを止めれていいかもしれない。




《実物提示教育/Show and Tell(USG)》が500円で買えた時から使っているデッキなんで思い入れはあるんですが、サバイバルに抑えられていたFishがトップメタにもどってきた現在ではANTにもFishにもかなりの不利がつくこのデッキは相当マゾいでしょうね。

丸1年前ならともかくもはや完全にネタバレしていますし。

しかし生物デッキに対するイージーウィンっぷりは魅力なのでZooやゴブリンが魚をメタって増えてきたときならチャンスはあるかもしれません。



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