MBS雑感４

・黒緑剣

もちろん弱いわけがない。が他の３種の剣に比べて純粋なカードパワーだけで見るとやや劣る気がする。

もちろん＋２修正とP黒緑の時点で強いことは確定だし、ぱっと思いつくだけでも　黒除去の後引きで死なない、《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》を両方抜けれる、感染デッキや吸血鬼に超強い　といった利点がある。

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》を使うデッキでは間違いなくテストされるでしょう。


・陰惨な再演

今のところ使い方は思いつかない。これまでスタンになかったカードなのでいつか日の目をみるかもしれない。


・オキシド峠の英雄

書いてあることは強いんだけど・・・やはり横に広げるデッキは対策されやすいのがネック。マナリークに引っかかりやすいのもマイナス。爆発力は十分なのでだれもがテストはするでしょうが自分はあまり期待していません。


・胆液の水源

最有力なのはエクテンの《時の篩/Time Sieve(ARB)》デッキ。

スタンでは《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》のおともにどうぞ。
カジュアル的な意味で《ゲスの玉座》大好きなんでこれはうれしい。


・喉首狙い

環境にアーティファクト生物がどれくらい増えるかだが・・・現状最強の黒除去に見える。レガシーでも２マナであることさえ許せれば《墓忍び/Tombstalker(FUT)》《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が殺れるためかなり強い。
エクテンのフェアリー、ドラン、コントロールなどに採用される除去もこれになるかもしれないし、逆にこれが増えれば増えるだけエクテン、レガシーの親和は相対的に強くなる。


・忍び寄る腐食

ナイスサイドカード。レガシーでは《無垢への回帰/Seeds of Innocence(MIR)》があるけど。ブロック構築なんかでは緑を使うデッキがあれば採用されるかもしれない。主戦場はEDH


・金屑の嵐

《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》と比べて《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》《復讐蔦/Vengevine(ROE)》あとはエルフの《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》あたりは殺しやすい。PWに３点与えられるのも悪くはない。現状《紅蓮地獄》より優先して入るデッキがあるかは怪しいが、常に一考の余地はあるカードになりそうだ。
レガシーでは《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》より採用しやすいデッキがあればワンチャンだが少し難しいかと。